「バケツで簡単!? 稲作りにチャレンジ」【幼児誌編集者の子育てトライ&エラー】#3

あくなきトライ&エラーを繰り返す幼児雑誌編集者「だいず」の“3きょうだい子育て”ブログ #3

幼児雑誌編集者:だいず

こんにちは。幼児雑誌の編集を10年以上生業としている「だいず」です。

仕事が仕事なだけに、子育てに関する情報や知識には山のように接しているのに、我が子の子育てとなると、とんちんかん。まったくもって教本どおりとはいかず、にぎやか3きょうだいの子育てに、惑う毎日を過ごしております。

今のところ丈夫な体を持ち、東に子どもにいいものがあると聞けば、子どもを抱えて行ってみる。西に疲れた友あれば、行ってともにぐちり合う。そんなミーハー親が、今日も子育ての“答え”を探して奔走します><

#3 お手軽簡単!? バケツで米作りをやってみた

子どもに何かを育てる経験をさせたい。

でも動物に手を出して、いつかのCM「ちゃんと面倒みるから~!」と子どもが連れてきた生き物を、親がせっせと育てるのは御免。いやすでに、誕生日に買ったたまごっち2つの世話で、母はもう手一杯です。

そこで挑戦してみたのが、植物を育てること。
その名も「JAのバケツで米作り」

申し込むと「バケツ稲づくりセット」がお家に届く仕組みなんです。

なんともお手軽そうな響き! やってみよう! 郵便着払い270円ほどで、種もみが小袋でおうちに届きました。
ここまでは「お手軽」だったのですが……。

説明書の、
「まず土を準備します。」
の一文で、なんと20キロ近い土を購入することになりました。

種もみと一緒に届いたマニュアルの「黒土6、赤玉土(中粒)3、鹿沼土  (小粒)1の割合で土を用意する」という一文をメモしてホームセンターに行ったのですが、土の種類がよくわからないので、店を出たり入ったり。そして気づいた、店内の小袋よりも、外に置いてある大袋の方が破格に安いという事実! 

「お得!」と思って購入した大袋を、自転車に載せて、ハンドルをにぎる腕をプルプルさせながら、家まで運搬することになったのでした。><

家に帰ってからも、初心者のワタワタは続きます。

ステップ1「土の準備」の続きは、「土を太陽に当てます!」

土をかわかすことで、「土に住んでいる菌が活気づき、稲の成長を応援」してくれるとのこと。せっかく育てるなら、もちろん応援してほしい! ということで、ベランダにシートを広げて土を混ぜて広げたのですが……。

外出中に突然のスコール! 
「ベランダがリアル田んぼになる!」
と気が気じゃない1日をすごすことになりました。
米栽培初心者のおおわらわなお膳立て……そんなことも4月ごろのお話。

ばったばたを経て、その後はすくすくと育った稲たち。

愛着湧いた稲は、秋に
ステップ7「お米にする」という段階へ。

まず脱こくですが、ふせた茶碗に穂を入れてひっぱると、茶碗の中にもみが残るしくみ! 確実な収穫物を得られる作業に、3きょうだいはワクワク。
きなこ「こんなに取れた!」
と茶碗をひっくり返しては、3人で確認しあって楽しそうに作業していました。

次の「もみすり」という米をもみから出す作業は、「すりばちで」と書いてあったのですが、これがなかなか進まない。ここは単純作業の鬼! 手で1つぶずつ取り出していこう、という人海戦術を発動。

まじめなゆばが、せっせと取り組み、長時間労働にて乗り切りました。

そして最後が「精米」。びんに玄米を入れてトントンとする、名作アニメで見たことがあるやり方です。

みんなでもくもくと作業(単純作業は比較的に得意な家族)しながら、
「お茶碗1杯のお米にするのに、1日かかるね……」
と食べ物へのありがたみを、全身で体感しました。
できたお米は一握りだったため、家のお米とブレンドして炊飯。

ゆばがサマーキャンプで教わってきた
「片栗粉と混ぜて焼いて作るおせんべい」にして、おいしくいただきました!
2023年も、3月ころから配布予定。トライしてみてください。

ちなみに、土は捨てるのにも困る>< 各自治体によって、回収方法が違うので、お気をつけください。
子どもが1人増えれば、家族の人間関係は数倍に>< 毎日がきょうだいげんか。これからどうなる!? 幼児雑誌編集者が、我が子の子育ての“答え”を探して奔走する【幼児誌編集者の子育てトライ&エラー】は、不定期更新予定です。
イラスト/石井みお

だいず

幼児雑誌編集者

こんにちは。幼児雑誌の編集を10年以上生業としている「だいず」です。 仕事が仕事なだけに、子育てに関する情報や知識には山のように接しているのに、我が子の子育てとなると、とんちんかん。まったくもって教本どおりとはいかず、にぎやか3きょうだいの子育てに、惑う毎日を過ごしております。 今のところ丈夫な体を持ち、東に子どもにいいものがあると聞けば、子どもを抱えて行ってみる。西に疲れた友あれば、行ってともにぐちり合う。そんなミーハー親が、今日も子育ての“答え”を探して奔走します><

こんにちは。幼児雑誌の編集を10年以上生業としている「だいず」です。 仕事が仕事なだけに、子育てに関する情報や知識には山のように接しているのに、我が子の子育てとなると、とんちんかん。まったくもって教本どおりとはいかず、にぎやか3きょうだいの子育てに、惑う毎日を過ごしております。 今のところ丈夫な体を持ち、東に子どもにいいものがあると聞けば、子どもを抱えて行ってみる。西に疲れた友あれば、行ってともにぐちり合う。そんなミーハー親が、今日も子育ての“答え”を探して奔走します><

いしい みお

石井 みお

Mio Ishii
ライター

神奈川県出身。講談社「Ane♡ひめ.net」の画像編集やライティングを担当。趣味はかわいいものを集めることと、お笑い鑑賞。

神奈川県出身。講談社「Ane♡ひめ.net」の画像編集やライティングを担当。趣味はかわいいものを集めることと、お笑い鑑賞。