今回紹介するのは、食べることを楽しく感じられる絵本です。
ばあば友 あるある!
「この間なんか缶詰まで持っていっちゃったの」なんて言いながら、ばあばたちはうれしいのです。なんでも持たせてあげたい。できるならスーパーごと買ってあげたい。これが母心、ばあば心です。
さて少し前になりますが、母の日をお祝いしてもらいました。長女の家族、次女の家族みんなで我が家に集まって、「今日は母の日だからなんにも作らなくていいよ」と、宅配ピザのお夕飯。ありがたいなあ。みんなが揃うだけでうれしいばあば。
畑のおばちゃんから初物のグリンピースを買ったので、グリンピースのお豆ご飯だけ準備しました。「初物だからね、笑って食べると縁起がいいよ」と教えてもらい、じいじとばあばは食べるのを密かに楽しみにしていたの。でもピザでお腹いっぱい。お豆ご飯の出番はありませんでした。
帰るときに娘がお皿が洗ってくれて、テーブルにはラップが2つ。「こっち、おねえちゃん家の。こっち、うちのね」と娘二人で仲良くラップにくるんだお豆ごはんを、お持ち帰りでーす。3等分じゃないんかーい! じいじとわたしは味見もしなかった。でもいいんです。それでうれしいんだもん。このことは、ばあば女子会でぜったいに話そう!
そこで、孫たちと読んだお豆の出てくる絵本をご紹介します。
「スタコラサッサ」
ぱっぱちゃん(4歳)と読んだら、絵をじーっと見て、「お豆さんを食べるのがイヤで、わざと落としちゃったんじゃなーい?」って言ってましたよ。フフ、そうかもね。
「語りかけ絵本 えだまめ」
えだまめからお豆が、「ピュッ!」と飛び出ます。ぷっぷくん(1歳7ヵ月)や、ぺっぺくん(7ヵ月)と読むとき、「ピュッ!」で、おなかをチョンと触ってあげたら大喜び。「パクッ!」「あーん」と、食べさせるマネも! 親子でコミュニケーションを楽しんくださいね♪
次のエピソードは6月26日(水)配信予定です!
げんき編集部
幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトです。1・2・3歳のお子さんがいるパパ・ママを中心に、おもしろくて役に立つ子育てや絵本の情報が満載! Instagram : genki_magazine Twitter : @kodanshagenki LINE : @genki
幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトです。1・2・3歳のお子さんがいるパパ・ママを中心に、おもしろくて役に立つ子育てや絵本の情報が満載! Instagram : genki_magazine Twitter : @kodanshagenki LINE : @genki
こが ようこ
作家。絵本コーディネーター。30年以上にわたり、さまざまな場所でおはなしを届ける活動を続ける。絵本作品に『ぺこぺこ ペコリン』(絵・くさかみなこ/講談社)、『どーこかな?』『なんのおと?』(瑞雲舎)、『いやいやいちご』(絵・たかおゆうこ/教育画書)、『おなかのなかのあかちゃんへ』(絵・くのまり/岩崎書店)、「語りかけ絵本」シリーズ(大日本図書)、「わらべうたでひろがるあかちゃん絵本」シリーズ(絵・降矢なな/童心社)などがある。げんきで「こころを育てる絵本1・2の3」を連載。
作家。絵本コーディネーター。30年以上にわたり、さまざまな場所でおはなしを届ける活動を続ける。絵本作品に『ぺこぺこ ペコリン』(絵・くさかみなこ/講談社)、『どーこかな?』『なんのおと?』(瑞雲舎)、『いやいやいちご』(絵・たかおゆうこ/教育画書)、『おなかのなかのあかちゃんへ』(絵・くのまり/岩崎書店)、「語りかけ絵本」シリーズ(大日本図書)、「わらべうたでひろがるあかちゃん絵本」シリーズ(絵・降矢なな/童心社)などがある。げんきで「こころを育てる絵本1・2の3」を連載。