具体的かつ斬新な育児法で圧倒的な支持を集めるてぃ先生が、「パパはいや!」という2歳児の対策、目からうろこの育児アイディアを伝授してくれました!
お悩み『「パパはいや!」と、言うことが多いです』(2歳女児)
2歳前後は「いつもと同じ」がいい
たとえば、お散歩のときにいつも消防車を見るとしましょう。時間がない日など「いつも見ているから今日は見なくてもいいよね」と大人は考えますが、子どもは「いつも見ているから今日も見る」となります。同じように「お父さんがいや」というのは、「きらい」という意味ではなく、いつもと同じようにお母さんやおばあちゃんにしてもらいたいということなのかもしれません。
こだわりは「順序・方法」も含まれます。たとえば服を脱ぐとき、お母さんは右手から脱がせるけど、お父さんは左手から脱がせる、それだけで子どもは違和感を感じます。よく「お父さんとは保育園に行きたくない」というお子さんがいますが、お父さんがいやなわけではなく、お父さんが使う道がいやだという場合も結構多いんです。
そういった小さな小さな違和感が「いや」という反応になりやすい時期なので、もし、お父さんにいろいろお世話をお願いするならば、細かいところまでいつもと同じようにできるよう、前もってやり方を伝えておいてあげると良いと思います。「お世話する人に対するこだわり」「お世話をしてもらう順序や方法に対するこだわり」が強い時期だということ、ちょっと意識してみてください。