恐竜大好き少年が憧れの古生物学者・小林快次先生が教授を務める「北海道大学総合博物館」へ!
古生物が大好きな中学生。大阪在住のMOVEラボ研究員・はるきが行ってきました!
2023.05.03
僕が行きたかった「古生物の部屋」は3階に!
ニッポノサウルス・サハリネンシス
中生代白亜紀後期/ハドロサウルス科/全長3m/1934年樺太で発見された
日本で初めて発見された恐竜化石。全身の60%の骨が発見されている。ハドロサウルス科には大きなトサカがあるのとないのとがあるが、ニッポノサウルスはトサカがあるほうの恐竜。この個体は幼体のため、トサカが小さい。
貴重すぎる化石を目の前に、あまりの緊張で手が震えました。予想していたより重かったし、想像以上に骨の数が多かったです。実際に触らせていただいてニッポノサウルスのことがさらに好きになりました。
デスモスチルス
新生代中新世/束柱目・デスモスチルス科/全長2.5m
北海道大学に保管されているものは1933年に全身骨格が発見された世界初のもの。絶滅哺乳類で束柱類。歯にすごく特徴があって、柱を立てて束ねたような形をしている。植物食で海草などを食べていたとされている。
アショロア・ラティコスタ
新生代漸新世/束柱目・デスモスチルス科/全長1.8m
デスモスチルスよりも古い時代に生きていた絶滅した海生哺乳類。束柱目だけど、歯の形はデスモスチルスのように束にはなっていない。浅瀬で生きていたと考えられている。