2月21日 ウルトラマンレオとアストラの兄弟がハングラーを撃破!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 2月21日(1975年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「2月21日」(1975年)。
ハングラーと戦うウルトラマンレオとアストラ  ©円谷プロ
1974年4月12日より放送が開始された『ウルトラマンレオ』。地球を防衛する宇宙パトロール隊MAC(マック)のおおとりゲン隊員が変身するウルトラマンレオは、L77星が故郷で宇宙拳法の達人。得意の格闘技で宇宙の平和をまもる。ウルトラセブン=モロボシ・ダンがMACの隊長を務めていたことや、シリーズ後半のハードなストーリー展開は現在でも、ファンの間で語り草になっている。

多発する交通事故は、新たな円盤生物・ハングラーによるものだった。負傷し、ハングラーに苦戦するレオの前に、アストラが現れる!
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ハングラーが車を襲撃

1975年2月21日は『ウルトラマンレオ』第46話「恐怖の円盤生物シリーズ! 戦うレオ兄弟!円盤生物の最後!」が放送された日です。最近、深夜になると、交通事故が相次いで発生していた。ある日の夜、梅田トオルの友人のジュンジは、兄のジュンペイが仕事に使用しているトラックで、兄とともに帰路についていた。しかし、見慣れない信号とトンネルを発見。よく見ると、それはトンネルではなく、怪獣の口だった。

トラックごと、その怪獣・ハングラーに吸い込まれそうになるジュンジたち。ジュンペイはジュンジをトラックから降ろし逃がすが、トラックはそのまま飲み込まれてしまう。ジュンペイは寸前で飛び降りて奇跡的に助かったものの、全身に大けがを負った。翌日、事情を聞きにやってきた警官に、ふたりはハングラーに襲われたことを話すが、警官はその話を信じず、スピードの出しすぎによる事故だと疑う。

ジュンジは、ハングラーのことを友人たちに話すが、トオルと美山あゆみ以外は、彼の話を信じなかった。さらに、事故が起きた場所の地主にも、文句を言われてしまう。トオルはくわしく話を聞くため、ゲンを連れてジュンペイを訪ねる。しかし、誰も言うことを信じてくれず、会社も解雇されてしまったジュンペイは、すっかり投げやりになっていた。
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