8月15日 ザ☆ウルトラマン U40で蘇生したヒカリがウルトラ人と出会う!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」8月15日(1979年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月15日」(1979年)。
バデル族の円盤と戦うロト  ©円谷プロ
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『ザ☆ウルトラマン』は、ウルトラマンシリーズ初のテレビアニメーション作品として1979年4月4日より放送が開始された。科学警備隊のヒカリ超一郎隊員は、ウルトラの星・U40からやってきたウルトラマンジョーニアスと一体化し、怪獣や宇宙人と戦う。アニメーション制作は日本サンライズ(現・サンライズ、バンダイナムコフィルムワークス)が担当し、著名なクリエーターが多数参加している。

つぎつぎと爬虫類に乗り移り姿を変える精神寄生体に敗れ、命を落としたジョーニアスとヒカリ。しかし、ジョーニアスが送った彼の故郷U40への救助信号が届き、巨大な円盤が出現。中から現れた巨人は、ヒカリを生きかえらせるため、彼を連れていくのだった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?
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ヒカリがU40の蘇生手術で生き返る

1979年8月15日は『ザ☆ウルトラマン』第20話「これがウルトラの星だ!! 第2部」が放送された日です。ヒカリを乗せたウルトラ人の円盤はワープを繰り返し地球から200万光年離れたU40に到着。ヒカリは蘇生手術を受け、息を吹き返す。すると、このU40に住むウルトラ人のアミア、エレク、ロトがテレポーテーションのように瞬時に姿を現した。ヒカリの復活を喜ぶアミアたち。U40の自然環境は地球に似ており、豊かな自然にあふれていた。ウルトラ人の最高指導者である大賢者に会いにいくことになったヒカリは、アミアたちと小さい船に乗り川を下る。
ヒカリの前に現れたロト(左)、アミア(中央)、エレク(右)  ©円谷プロ
U40は科学が発達した未来都市のような場所だと想像していたヒカリは、この光景を見て意外に思う。しかし、エレクによると、機械に頼らず自分の足で歩いたり、船に乗って移動することこそが一番の贅沢なのだという。白髪の老人の姿をした、大賢者と面会するヒカリ。生き返らせてくれたことを感謝すると同時に、自分と一体化していたウルトラマンジョーニアスはどうなったのかと尋ねる。しかし、ジョーニアスの容態は安定せず、ヒカリに会わせることはできないらしい。ヒカリはこれまで「ウルトラマン」と呼んでいたジョーニアスに、「ジョーニアス」という名前があることを初めて知る。さらに、ジョーニアスはU40最強の戦士だという。

そこに、ジョーニアスとは別のウルトラヒーローがテレポーテーションして現れ、大賢者に何かを報告すると大賢者は姿を消した。そして突如、空に巨大な円盤型の戦艦が現れ、そこから無数の戦闘機が出現。何者かが攻撃を仕掛けてくる。すると今度は、地中から大量のタワーが出現。戦闘機に応戦を開始した。ロトとエレクはアミアに避難するよう指示すると、ヒカリがジョーニアスに変身するときに使用するビームフラッシャーと同じものを取り出し、額に掲げる。そして、ふたりはウルトラヒーローに変身を果たした。

アミアに導かれ、エレベーターで地下に向かったヒカリ。そこには、ヒカリが想像していたとおりの高性能な機械で囲まれた未来都市があった。工場や建築物は、地下に存在したのだ。施設の中には、U40の指導者たちが集まっており、地上の様子を観察していた。ロトたちは奮闘するも、戦いにより地上は大きな被害を受けていた。その後、円盤や戦闘機は突然攻撃を止め、姿を消してしまう。状況が変わったため、ヒカリを地球に送り返そうと話すアミアとエレク。しかし、攻撃してきた謎の敵やジョーニアスの容態など、ヒカリには知りたいことが山ほどあった。納得がいかないヒカリの訴えを受けて、アミアは360°全体に映像を映し出す「体験ドーム」にヒカリを連れていき、U40やウルトラ人の歴史について語りはじめる。
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