あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月15日」(1979年)。
つぎつぎと爬虫類に乗り移り姿を変える精神寄生体に敗れ、命を落としたジョーニアスとヒカリ。しかし、ジョーニアスが送った彼の故郷U40への救助信号が届き、巨大な円盤が出現。中から現れた巨人は、ヒカリを生きかえらせるため、彼を連れていくのだった。
ヒカリがU40の蘇生手術で生き返る
そこに、ジョーニアスとは別のウルトラヒーローがテレポーテーションして現れ、大賢者に何かを報告すると大賢者は姿を消した。そして突如、空に巨大な円盤型の戦艦が現れ、そこから無数の戦闘機が出現。何者かが攻撃を仕掛けてくる。すると今度は、地中から大量のタワーが出現。戦闘機に応戦を開始した。ロトとエレクはアミアに避難するよう指示すると、ヒカリがジョーニアスに変身するときに使用するビームフラッシャーと同じものを取り出し、額に掲げる。そして、ふたりはウルトラヒーローに変身を果たした。
アミアに導かれ、エレベーターで地下に向かったヒカリ。そこには、ヒカリが想像していたとおりの高性能な機械で囲まれた未来都市があった。工場や建築物は、地下に存在したのだ。施設の中には、U40の指導者たちが集まっており、地上の様子を観察していた。ロトたちは奮闘するも、戦いにより地上は大きな被害を受けていた。その後、円盤や戦闘機は突然攻撃を止め、姿を消してしまう。状況が変わったため、ヒカリを地球に送り返そうと話すアミアとエレク。しかし、攻撃してきた謎の敵やジョーニアスの容態など、ヒカリには知りたいことが山ほどあった。納得がいかないヒカリの訴えを受けて、アミアは360°全体に映像を映し出す「体験ドーム」にヒカリを連れていき、U40やウルトラ人の歴史について語りはじめる。