8月8日 ザ☆ウルトラマン ジョーニアス死す!? U40からの使者が現れる

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」8月8日(1979年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月8日」(1979年)。
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ベドランと戦うウルトラマンジョーニアス  ©円谷プロ
『ザ☆ウルトラマン』は、ウルトラマンシリーズ初のテレビアニメーション作品として1979年4月4日より放送が開始された。科学警備隊のヒカリ超一郎隊員は、ウルトラの星・U40からやってきたウルトラマンジョーニアスと一体化し、怪獣や宇宙人と戦う。アニメーション制作は日本サンライズ(現・サンライズ、バンダイナムコフィルムワークス)が担当し、著名なクリエーターが多数参加している。

強力な怪獣がつぎつぎと出現。一体化しているジョーニアスの制止を聞かず、ヒカリが戦いを続けたことでエネルギーが尽き、ヒカリとジョーニアスは命を落としてしまう。ヒカリの亡骸を前に悲しみに暮れる科学警備隊の前に、未知の円盤が出現して……。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

強力な怪獣が出現

1979年8月8日は『ザ☆ウルトラマン』第19話「これがウルトラの星だ!! 第1部」が放送された日です。ここしばらく世界的にも怪獣の出現は確認されず、科学警備隊は平和な日々を過ごしていた。ある日の夜、隊員たちが天体観測を楽しむなかで、ヒカリは一体化しているウルトラマンジョーニアスから呼びかけられる。望遠鏡を言われた方向に向け、観察するヒカリ。地球製のこの望遠鏡では何も見えなかったが、その方角にジョーニアスの故郷の星・U40があるという。

それから数日後、南アフリカに怪獣・ゲラドが現れた。地球防衛軍のアフリカ、ヨーロッパゾーンは壊滅的な打撃を受けてしまう。科学警備隊は出撃。街を廃墟にしても暴れ続けるゲラドにミサイルを撃ち込むが、攻撃が全弾命中しても敵はびくともしなかった。さらに、スーパーマードック号は被弾して不時着。ヒカリは「被害状況を確認する」と告げてスーパーマードック号から降りると、ウルトラマンジョーニアスに変身しようとする。
ゲラドと戦うウルトラマンジョーニアス  ©円谷プロ
しかし、ジョーニアスはそれを制止。ゲラドは今までの怪獣とは違い、ジョーニスに変身しても勝てないというのだ。ヒカリは、地球を守るという使命感から、ジョーニアスの言葉を受け入れず変身。ゲラドの激しい反撃を受けながらも、なんとか勝利を手にする。すると、ゲラドの残骸から謎の光球が出現。近くにいた蛇に取り憑き、怪獣・ジャニュールに変貌した。戦いを続けようとしたジョーニアスだったがすでにエネルギーは底をついており、ジャニュールを怯ませるとやむなくその場を離脱したのだった。
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