あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月14日」(1966年)。
オイリス島の調査チームに参加していた人々がつぎつぎと窒息死するという事件が発生した。その犯人は、島から持ち帰られたミロガンダという植物が怪獣に変貌した、グリーンモンスだった。
奇妙な死亡事件が頻発する
死亡した新聞記者の男性は、死亡する直前に車のスリップ事故を起こしていた。車が滑った原因である、緑色の光る液体に注目するハヤタたち。その液体は車のドアや男性が倒れていた場所にもついていた。一方ヤマダ博士の研究所を訪れたイデたちは、巨大な温室に案内される。食糧危機などに対応するための、植物の品種改良の研究を行っていたヤマダ博士。彼は先日、調査に行ったオイリス島から綺麗な花を持ち帰り、それを品種改良すると言っていたらしい。しかし、その花がなぜか見当たらない。
オイリス島が今回の事件に関係があるのかと考えたアラシ。すると、地質学者と新聞記者の二人もオイリス島の調査に同行していたことが判明する。さらにその後、同じく調査に同行していた動物学者の男性が何者かに襲われてしまった。科学警備隊は、オイリス島を訪れた人物のうち、唯一生き残っているカメラマンの女性の警護をすることになる。