6月21日 平成ウルトラセブン 穏健派と侵略派のペガッサ星人が対立!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 6月21日(2002年)

テレビマガジン編集部

ペガッサ星人は二派に分かれていた

サトミはウルトラ警備隊に戻り、調査を再開。一方、ペガッサ星人が現れた場所の近くにはユキが育った児童養護施設があり、ユキは子どものころから世話になっていたサユリ先生を守ろうとしていた。しかし、突如地球防衛軍の隊員たちが現れ、ウルトラ警備隊は現場から追い出されてしまう。ふたりは防衛軍の隊員を欺き侵入するが、サトミが見つかってしまう。しかし、なんと隊員は銃を向け発砲しようとしてくる。すると、まるでサトミを助けるようにダーク・ゾーンが開き、サトミはその中に消えていくのだった。

一方、ユキも地球防衛軍隊員たちから攻撃を受けていた。そこにカザモリが現れる。すると、隊員はペガッサ星人の姿に変貌。地球防衛軍には、ペガッサ星人が紛れ込んでいたのだ。ペガッサ星人は生き残りがおり、地球に復讐をしようとしていた。

ルミとサトミはダーク・ゾーンの中で再会。そこに、ペガッサ星人も現れ今回の事件について語りはじめる。ペガッサ市が爆破される直前に、一握りのペガッサ星人は脱出。正体を隠し地球で暮らしていた。しかし、そのなかには地球に復讐しようとする者たちが現れ、ペガッサ星人は侵略派と穏健派の二派に分かれてしまっていた。そして、侵略派はダーク・ゾーンを利用し、人間を別の次元に飛ばす計画を立てているという。

そして、サユリ先生はペガッサ星人であり、穏健派のリーダーだった。サユリ先生から依頼を受けたカザモリは、地球防衛軍で保管されているペガッサ市の機械を回収。その機械は、攻撃用ダーク・ゾーンを消滅させるための装置に必要な部品だったのだ。ユキは、当初は宇宙人であるサユリ先生に銃を向けるものの、親から虐待を受けていた自分を、彼女が愛してくれていたことに気づく。

そして、サユリ先生は人々を守るため、攻撃用ダーク・ゾーンの中に消えていったのだった。

放浪宇宙人 ペガッサ星人(二代目)

地球人との関係性をめぐり、同胞同士で対立してしまう  ©円谷プロ
【ウルトラ怪獣事典】
放浪宇宙人 ペガッサ星人(二代目)

身長/2メートル
体重/120キログラム

かつて地球防衛軍に爆破されたペガッサ市の生き残り。複数人が地球で正体を隠し暮らしていたが、侵略派と穏健派に分かれてしまう。戦闘力は低く、銃で撃たれれば死んでしまう。

登場エピソード:『ウルトラセブン誕生35周年“EVOLUTION”5部作』第1話「ダーク・サイド」(2002年6月21日リリース)
脚本:神戸一彦/特技監督:髙野敏幸/監督:小原直樹

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6月21日はペガッサ星人(二代目)が地球を乗っ取ろうとした日

6月21日は、5年ぶりに宇宙人による事件が発生。侵略派のペガッサ星人(二代目)が行動を開始するも、同胞によって阻止されたエピソードの日。

攻撃用ダーク・ゾーンに向かう直前、サユリ先生はカザモリに、「馬の首暗黒星雲の牢獄につながれている、あなたの分身の声を聞くといい」と告げます。今回の事件と時を同じくして、怪しい動きをはじめる地球防衛軍。果たして、カザモリはウルトラセブンを助け出し、地球を守ることができるのか!?
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。