あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「6月21日」(2002年)。
本シリーズは、宇宙の掟を破ったことでM78星雲の同胞から断罪され、馬の首暗黒星雲に幽閉されてしまったセブンの復活までの過程と、セブンの助けなしで侵略者と戦うウルトラ警備隊の活躍を描く。ビデオは、先にセブンが復活する第4話「イノセント」がリリースされ、その後第1〜3話と最終回の第5話がリリースされた。
ウルトラセブンが地球を去り、5年の月日が経過。しかし、新たな脅威が地球に迫っていた。
ウルトラ警備隊に新メンバーが加わる
一方、地球防衛軍は戦力や研究費の縮小が行われることが決定していた。しかし、そんな折、ウルトラ警備隊に、新たにキサラギ・ユキ隊員が地球防衛軍特殊部隊から転属する形で入隊。ユキは早速、ホンジョウ・ルミ隊員とともに、重力異常の調査に向かう。しかし、そこでふたりはペガッサ星人と遭遇。ルミがダーク・ゾーンに囚われてしまう。ユキからの連絡を受け、シマ・ケイスケ隊員とミズノ・タクマ隊員が到着。そこで、彼らは謎の機械を発見する。
ペガッサ星人は、宇宙空間都市ペガッサ市に居住し宇宙を放浪する宇宙人だ。かつてペガッサ市が地球と衝突するコースに入ってしまい、彼らは地球を爆破することを決定。しかし、逆にペガッサ市は地球防衛軍に爆破されたのだった。ペガッサ星人たちも、このとき消滅したと思われていた。だがこの謎の機械は、ペガッサ市を構成する物質でできていることが判明する。