その宇宙線は人間の脳に作用し、願望や欲望を刺激するもので、先の騒動はこの宇宙線・モルフェウスRが原因だったというのだ。GUTS-SELECTは、何者かによる精神攻撃だと推測されるモルフェウスRの分析・調査を開始する。
ケンゴとともに地上で調査を行うユナは、怪しい男を発見する。直感でこの男が犯人であると感じたユナは、男を追跡する。ケンゴはユナを追おうとするが、突如闇の3巨人のカルミラとヒュドラムが現れた。ケンゴたち同様、モルフェウスRで幻を見させられていたカルミラたちは、それがきっかけで争いをはじめてしまったのだ。
2体の巨人の暴走で街はパニック状態に。自分たちが幻覚を見せられたことに気づいたダーゴンも、仲間割れを止めようと現れるが、余計に被害が拡大してしまう。
一方、ナースデッセイ号はゴルバーⅡとの戦いからの修復がまだ完了していないため、GUTS-SELECTは闇の巨人たちに対し何もできないでいた。謎の男を追って闇の巨人たちに近づくユナを守るため、ケンゴはウルトラマントリガーに変身。カルミラの矛先は憎悪の対象であるケンゴが変身したトリガーへと変わる。
一方、謎の男に接近したユナに、男は「幻影を見せたのはGUTS-SELECTや闇の3巨人を試すためだった」と話す。そして、ただひとり幻を見なかったユナに「救世主の資格がある」と語る。