10月11日 ウルトラマンダイナ フォーガス出現 地球がキノコに侵略される!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 10月11日(1997年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「10月11日」(1997年)。
「地上最大の知性」を自称するフォーガス(サタンフォーガス)と戦うウルトラマンダイナ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
“平成ウルトラマンシリーズ”第2作の『ウルトラマンダイナ』は、宇宙の「光」と出会ったアスカ・シンの物語。防衛隊・スーパーGUTSの新米隊員であるアスカはウルトラマンダイナに変身し、フラッシュタイプ、ミラクルタイプ、ストロングタイプの3形態を駆使して謎の宇宙球体スフィアの脅威から地球をまもる。

謎の巨大キノコが出現。それはフォーガスと命名されるが、フォーガスは通信ネットワークである「アースネット」を掌握。TPCの兵器を操り、TPC本部を破壊しようとする。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

巨大キノコに続いてキノコ怪人が出現!

1997年10月11日は『ウルトラマンダイナ』第6話「地上最大の怪獣」が放送された日です。東京近郊の古泉市で、謎の巨大キノコが出現した。アスカは現場に向かい、コウダ隊員はTPCの前線基地である、クラーコフNF‐3000で宇宙から様子を探る。巨大キノコは、「フォーガス」と命名された。不気味なフォーガスを見て、松茸が食べられなくなると呟くカリヤ隊員。それに対し、「スーパーGUTSのお給料じゃ、松茸は食べられません」と漏らすマイ隊員であった。

アスカはフォーガスの根元にやってきた。すると、本部であるグランドームとアスカの通信が遮断されてしまう。同様に、宇宙のクラーコフNF‐3000も、本部との通信が遮断されていた。何者かに通信ネットワーク・アースネットが掌握されており、グランドームのシステムが乗っ取られてしまったのだ。さらに、アスカは何者かに襲われ、気を失った。リョウ隊員たちはフォーガスを攻撃するために出撃するが、カリヤとナカジマ隊員の乗るβ号は撃墜されてしまう。

アスカは目を覚ますと、そこには謎の怪人がいた。その怪人は、本体となるフォーガスが生み出したものだった。そして、アスカがウルトラマンダイナであると見抜いていたフォーガスは、アスカに自分たちの味方につくよう要求してくる。アスカがそれを拒否すると、フォーガスは掌握したアースネットを使い、人類を攻撃すると宣戦布告をした。
アスカの前に現れた、フォーガス(怪人態)はアスカの懐柔を試みる  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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