大島 康嗣
カメラマン
1942年埼玉県生まれ。1964年講談社写真部カメラマンとなり、『週刊少年マガジン』グラビア担当。1965年から2020年までじつに55年に渡って、特撮映像作品のスチールを撮り続ける。
目覚めろウルトラマンダイナ！
ダイナは自らの命を犠牲にしてハイパーゼットンの誕生を阻止しようとし、石化していた！ ©2011「ウルトラマンサーガ」製作委員会
事態は悪化し、バット星人が別世界の怪獣と人間の恐怖心・絶望をエサにして育てていたハイパーゼットンが、繭の状態＝コクーンからハイパーゼットン（ギガント）に孵化。バット星人は石化したダイナの姿を子どもたちに見せつける。ダイナは、ハイパーゼットンに敗れてしまっていたのだ。
さらに、祝砲と称してチームＵの拠点に、暗黒火球による攻撃を仕掛けてきた。ムサシはコスモスに変身し火球を防ぐが、ひとりでは防ぎきれない。タイガはかつて怪獣に襲われた時の記憶がフラッシュバックし、パニックになってしまう。
ウルトラマンに助けを求めるタイガに「しっかりしろ！ 今はお前がウルトラマンだろ！」と叱咤するゼロ。タイガは正気を取り戻すが、ウルトラマンに変身することはできなかった。
ギガントによる攻撃は止んだが、拠点は甚大な被害を受けた。絶望する子どもたち、自分の情けなさに苛立つタイガ。そのとき、チームＵが使用している多目的メカ・Ｕローダーの地球防衛隊のエンブレムが、「山田工業」のマークの上に貼られたシールであることに気づく。彼女たちは、地球防衛隊などではない、ただの素人だったのだ。
逃げてきた子どもたちをたまたま保護した彼女たちは、子どもたちを安心させるために「自分たちは地球防衛隊だ」とウソをつき、リーダーのアンナを中心にこれまで何とか生きてきたのだ。
それを知ったタイガは戦うことを決意し、自らの意思でウルトラマンゼロに変身。コスモスとともにハイパーゼットンのもとに飛び立つ。しかし、ハイパーゼットンの暗黒火球と大きなカマを振るう戦闘力は高く、ゼロとコスモスは劣勢になってしまう。
そこにタケルがアンナの妹・リーサと駆けつけ、地面を掘って何かを探しはじめた。さらに、Ｕローダーに乗ってアンナたちも到着。タケルとアンナはダイナが敗れる瞬間に立ち会っており、ダイナがハイパーゼットン（コクーン）に取り込まれて石化した時に、タケルはダイナの光が外へ飛び出るところを目撃していたのだ。
さらに、祝砲と称してチームＵの拠点に、暗黒火球による攻撃を仕掛けてきた。ムサシはコスモスに変身し火球を防ぐが、ひとりでは防ぎきれない。タイガはかつて怪獣に襲われた時の記憶がフラッシュバックし、パニックになってしまう。
ウルトラマンに助けを求めるタイガに「しっかりしろ！ 今はお前がウルトラマンだろ！」と叱咤するゼロ。タイガは正気を取り戻すが、ウルトラマンに変身することはできなかった。
ギガントによる攻撃は止んだが、拠点は甚大な被害を受けた。絶望する子どもたち、自分の情けなさに苛立つタイガ。そのとき、チームＵが使用している多目的メカ・Ｕローダーの地球防衛隊のエンブレムが、「山田工業」のマークの上に貼られたシールであることに気づく。彼女たちは、地球防衛隊などではない、ただの素人だったのだ。
逃げてきた子どもたちをたまたま保護した彼女たちは、子どもたちを安心させるために「自分たちは地球防衛隊だ」とウソをつき、リーダーのアンナを中心にこれまで何とか生きてきたのだ。
それを知ったタイガは戦うことを決意し、自らの意思でウルトラマンゼロに変身。コスモスとともにハイパーゼットンのもとに飛び立つ。しかし、ハイパーゼットンの暗黒火球と大きなカマを振るう戦闘力は高く、ゼロとコスモスは劣勢になってしまう。
そこにタケルがアンナの妹・リーサと駆けつけ、地面を掘って何かを探しはじめた。さらに、Ｕローダーに乗ってアンナたちも到着。タケルとアンナはダイナが敗れる瞬間に立ち会っており、ダイナがハイパーゼットン（コクーン）に取り込まれて石化した時に、タケルはダイナの光が外へ飛び出るところを目撃していたのだ。
復活したウルトラマンダイナが、倒れたコスモスにエネルギーを分け与える ©2011「ウルトラマンサーガ」製作委員会
そして、タケルはついにダイナの光＝変身アイテムのリーフラッシャーを見つけ、アンナがそれをＵローダーでダイナに届ける。すると光が戻り、ウルトラマンダイナが復活！ ダイナ、コスモス、ゼロは反撃を開始した。そして、ダイナとコスモスからエネルギーを受けたゼロは、ファイナルウルティメイトゼロ・トリニティでハイパーゼットン（ギガント）を撃破する。
ダイナ、コスモス、ゼロがウルトラマンサーガに！
ハイパーゼットン（イマーゴ）と戦うウルトラマンサーガ。 ©円谷プロ PHOTO/講談社
しかし、ハイパーゼットンはバット星人とその宇宙船に融合し、ハイパーゼットン（イマーゴ）に変貌。ゼロたちは、その瞬間移動を駆使した戦いに圧倒されてしまう。大ダメージを受け、変身が解除されてしまったタイガたち。ウルティメイトブレスレットも石化してしまいタイガは弱気になるが、アスカとムサシは諦めていなかった。
そしてタイガも立ち上がり、３人が「本当の戦いは、ここからだ！」と心をひとつにすると、ウルティメイトブレスレットがサーガブレスに変化し、奇跡のヒーロー・ウルトラマンサーガが誕生した。
サーガはハイパーゼットン（イマーゴ）との戦闘を開始。しかし、両者の能力は互角で、都市部での一進一退の攻防が続く。すると、Ｕローダーで駆けつけたアンナたちは敵を誘導。そして、対怪獣用の罠として設置してあった爆弾で道路を陥没させ、ハイパーゼットン（イマーゴ）の虚を突く。
そこでサーガは、左腕に出現させたサーガカッターで、ハイパーゼットン（イマーゴ）の翼を切断。勝負の流れを引き寄せる。最後は、必殺パンチのサーガマキシマムを顔面に打ち込み、撃破するのだった。
そしてタイガも立ち上がり、３人が「本当の戦いは、ここからだ！」と心をひとつにすると、ウルティメイトブレスレットがサーガブレスに変化し、奇跡のヒーロー・ウルトラマンサーガが誕生した。
サーガはハイパーゼットン（イマーゴ）との戦闘を開始。しかし、両者の能力は互角で、都市部での一進一退の攻防が続く。すると、Ｕローダーで駆けつけたアンナたちは敵を誘導。そして、対怪獣用の罠として設置してあった爆弾で道路を陥没させ、ハイパーゼットン（イマーゴ）の虚を突く。
そこでサーガは、左腕に出現させたサーガカッターで、ハイパーゼットン（イマーゴ）の翼を切断。勝負の流れを引き寄せる。最後は、必殺パンチのサーガマキシマムを顔面に打ち込み、撃破するのだった。
ウルトラマンサーガ
ハイパーゼットン（イマーゴ）の瞬間移動に対抗できる超加速移動能力をもち、神秘の力・サーガエフェクトをふるって戦いに勝利した ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラヒーロー事典】
ウルトラマンサーガ
身長／58メートル
体重／４万5000トン
ウルトラマンゼロ、ウルトラマンダイナ、ウルトラマンコスモスが心をひとつにして誕生した奇跡のウルトラマン。超加速移動ができるほか、光球を繰り出すサーガプラズマーほか、左腕のサーガブレスから解放するサーガエフェクトで様々な技を繰り出す。
登場エピソード：『ウルトラマンサーガ』（2012年３月24日上映開始）
脚本：長谷川圭一／特技監督：三池敏夫／監督：おか ひでき
今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
サービス開始から１周年！ 『ウルトラマントリガー エピソードＺ』配信中!!
３月24日はゼロ、ダイナ、コスモスがウルトラマンサーガとなった日
３月24日は、ウルトラマンサーガがハイパーゼットンを撃破したエピソードの日。ゼロをフューチャーアースに呼んだのはアスカでした。そしてハイパーゼットンに打ち勝ったことにより、タケル少年の母をはじめ、消えていた人たちが帰ってきます。
そしてゼロと別れ、フューチャーアースに留まることを決めたタイガ。アスカはスーパーＧＵＴＳの仲間たちに、タイガは生きていて未来に向かって進んでいることを伝えます。そして、アスカ自身も今は会えない仲間たちといっしょに飛べる日を待っていると話すのでした。
『ウルトラマンダイナ』『ウルトラマンコスモス』テレビシリーズ本編と同じキャストが出演し、最終回後の物語として楽しみやすい本作。ゼロと一体化するタイガ・ノゾム隊員は時にテンション高くDAIGOさんが演じ、アクションもこなす地球防衛隊 チームＵの隊員は、秋元才加さん、宮澤佐江さんなど当時のAKB48のメンバーが演じていました。
そしてゼロと別れ、フューチャーアースに留まることを決めたタイガ。アスカはスーパーＧＵＴＳの仲間たちに、タイガは生きていて未来に向かって進んでいることを伝えます。そして、アスカ自身も今は会えない仲間たちといっしょに飛べる日を待っていると話すのでした。
『ウルトラマンダイナ』『ウルトラマンコスモス』テレビシリーズ本編と同じキャストが出演し、最終回後の物語として楽しみやすい本作。ゼロと一体化するタイガ・ノゾム隊員は時にテンション高くDAIGOさんが演じ、アクションもこなす地球防衛隊 チームＵの隊員は、秋元才加さん、宮澤佐江さんなど当時のAKB48のメンバーが演じていました。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン＆怪獣手帳 今日もウルトラ怪獣日和 2022』をもとに構成しています。
©円谷プロ
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ウルトラマンから始まったウルトラヒーローの歴史がクイズになった！ ウルトラマンシリーズのヒーロー、怪獣、宇宙人、防衛チーム、メカ、ゲストなどなどについて、100問のクイズが大集合だ。定価1200円（税込）
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「ウルトラ怪獣日和」の更新情報はテレマガTwitterでつぶやいています。
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テレビマガジン編集部
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X（旧Twitter）：@tele_maga Instagram：＠tele_maga
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X（旧Twitter）：@tele_maga Instagram：＠tele_maga