12月16日 ウルトラマンギンガS ギンガとビクトリーが最後の変身!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 12月16日(2014年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「12月16日」(2014年)。
ビクトルギエルと戦うウルトラマンギンガストリウム  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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2014年7月15日より放送が開始された『ウルトラマンギンガS』は、『ウルトラマンギンガ』の続編として引き続き『新ウルトラマン列伝』内で放送された。

礼堂ヒカル=ウルトラマンギンガがダークルギエルを倒してから2年後、旅をしていたヒカルは戦いに巻き込まれたことがきっかけで特捜チームUPGに入隊し、ギンガとしての戦いを再開。さらに、地底の民ビクトリアンの青年ショウが変身するウルトラマンビクトリーも現れる。

チブル星人エクセラー(SD)によって、月面で眠っていたダークルギエルが地球に飛来。ダークルギエルは、UPG基地のライブベース、そしてビクトリウムをエネルギーにするビクトリウムキャノンと融合し、ビクトルギエルとなった。ギンガとビクトリーは、その強大な力に苦戦してしまう。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ギンガとビクトリーがビクトルギエルと激突

2014年12月16日は『ウルトラマンギンガS』第15話「命という名の冒険」が放送された日です。ビクトルギエルに挑むウルトラマンギンガとウルトラマンビクトリー。しかし、その戦闘力は凄まじく、ギンガたちは苦戦する。そこで、ヒカルはギンガとビクトリーが交互に変身して戦うことで、3分以上戦う作戦をショウに提案する。しかし、ストリウムブレスに宿るウルトラマンタロウの意思はその作戦を止める。ギンガに変身できる3分という制限時間は、ヒカルの体を負担から守るためのものでもあるのだ。

しかし、ヒカルは「限界は越えるのが人間なんだ!」と言い、作戦を決行。一度ビクトリーを撤退させると、必殺技を連続で繰り出す。そして、ビクトリーとバトンタッチ。ビクトリーも、ウルトランスによる攻撃と必殺技の応酬でビクトルギエルを攻めていく。だが、ビクトルギエルに攻撃はほとんど通用していなかった。至近距離からのビクトリウムキャノンを受けたギンガは変身が解除。近くにいたショウやUPGのメンバーも吹き飛ばされてしまった。杉田アリサ隊員は爆風で飛んできた巨大な岩にぶつかりそうになるも、ヒカルの幼馴染みの石動美鈴から「マナ」の名前をもらったアンドロイド・ワンゼロに助けられる。

ワンゼロは、アリサを陣野隊長たちのもとに届ける。腕を骨折したアリサに対し、「命がなくなるのか?」と問うマナ。アンドロイドであり、「生きる」ということがわからないマナに対し、一条寺友也は「命とは、変化だって言えるのかも」と答える。そして、足元に落ちている木を拾うと、「この木が土の中に埋まれば、いずれ化石になる。化石はいずれ石油となり、その石油はエネルギーになる」と続けた。そして、すべての命には、自分の経験を次の世代に受け渡そうとする「魂」がインプットされているのだとマナに教える。
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