
再び福新のもとに現れた少年。「今の生活を捨て、星の世界に旅立ちたい」ともらす福新に、少年は「僕がお兄ちゃんの望みを叶えてあげるよ」と返し、自宅に福新を招き入れた。少年の家は望遠鏡を販売しているらしく、さまざまな望遠鏡に福新は大喜び。しかし、彼の両親は不在で「もうすぐ来る」らしい。
福新は近くの望遠鏡を覗くと、再び円盤群が見えた。少年にのぞいてみるよう声を掛ける福新。すると、少年はもっと大きな画面で見せてあげると言い、テレビに映った無数の円盤群を見せた。そして、少年はこの円盤群が地球を征服するためにやってきたペロリンガ星の物だと話し、自身も宇宙人の正体を現わす。この少年は、地球に向かう円盤群に先んじて地球に潜入していたペロリンガ星人だったのだ。
円盤を星にカモフラージュし隠していたペロリンガ星人。その目的は、童話の「狼少年」のように、通報を信用させなくし、地球征服を円滑に進めることだった。ペロリンガ星人は福新に電話を差し出し、自分の目の前に宇宙人がいることをウルトラ警備隊に通報させるも、応対した広報班の隊員は信じてくれない。絶望した福新に、ペロリンガ星人は「星に連れていく」と優しく声をかける。
一方そのころ、星の数に違和感を覚えていたダン、ソガ、そしてアンヌ隊員は円盤が星にカモフラージュされていることに気づく。さらに、先程の福新からの通報に宇宙人らしき声が聞こえていることが判明。ウルトラ警備隊は調査に出動した。
