
円盤群を目撃した福新青年だったが……
社長に怒られた福新。もともと日々の生活に満足していなかった彼は、不貞腐れ、帰宅する道中で投げ出すように土手の草むらで寝ころんだ。すると、ひとりの少年が話しかけてくる。少年に、自分の趣味や会社で怒られたことを話す福新。すると、少年は「今夜はいいことがあるよ」と返して帰っていった。
その日の夜も福新は天体観測に勤しんでいた。すると、星に見えていた光が無数の円盤であることに気づく。福新はウルトラ警備隊に通報、正確な方角を伝えられたウルトラ警備隊は観測班に確認するが、観測班は異常を確認することはできなかった。

翌日、自分の発見をウルトラ警備隊が信じてくれなかったことに気を悪くしていた福新に、再び昨日の少年が話しかけてきた。そして、「今夜は東の空に円盤が見える」と話して去っていく。そしてその夜、東の空に本当に円盤群が現れた。福新は円盤群を撮影しウルトラ警備隊に提出。一方、この日も、福新以外のアマチュアの天文家も円盤を目撃しておりウルトラ警備隊に通報が入っていた。