8月11日 ウルトラセブン 円盤が来た! 信じてもらえない青年に何が起こる?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」8月11日(1967年)

テレビマガジン編集部

円盤群を目撃した福新青年だったが……

1968年8月11日は『ウルトラセブン』第45話「円盤が来た」が放送された日です。下町の工場町で暮らす福新青年は、天体観測が生きがいの冴えない青年だ。最近は町も発展してきており、夜になってもネオンの光が夜空を照らしているため、福新は深夜まで待って天体観測をしていた。しかし、毎晩の夜更かしが原因で、ある日仕事中に居眠りをしてしまう。

社長に怒られた福新。もともと日々の生活に満足していなかった彼は、不貞腐れ、帰宅する道中で投げ出すように土手の草むらで寝ころんだ。すると、ひとりの少年が話しかけてくる。少年に、自分の趣味や会社で怒られたことを話す福新。すると、少年は「今夜はいいことがあるよ」と返して帰っていった。

その日の夜も福新は天体観測に勤しんでいた。すると、星に見えていた光が無数の円盤であることに気づく。福新はウルトラ警備隊に通報、正確な方角を伝えられたウルトラ警備隊は観測班に確認するが、観測班は異常を確認することはできなかった。
福新が望遠鏡越しに目撃した、謎の円盤群  ©円谷プロ
その後も、アマチュアの天文家から次々と通報が入るも、逆に観測所や研究室といったプロたちは誰も異常を見つけていない。キリヤマ隊長は、アマチュアたちの勘違いだと判断する。一方、ソガ隊員とともにパトロールに出たダンは、星の数が普段よりも多いことに違和感を覚える。

翌日、自分の発見をウルトラ警備隊が信じてくれなかったことに気を悪くしていた福新に、再び昨日の少年が話しかけてきた。そして、「今夜は東の空に円盤が見える」と話して去っていく。そしてその夜、東の空に本当に円盤群が現れた。福新は円盤群を撮影しウルトラ警備隊に提出。一方、この日も、福新以外のアマチュアの天文家も円盤を目撃しておりウルトラ警備隊に通報が入っていた。
ペロリンガ星人が福新に迫る!
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