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地球に出現したバルンガは2体目だった
奈良丸博士の居場所を探す由利子。一方、防衛隊はバルンガを攻撃するが、そこに居合わせた由利子は、「(バルンガへの攻撃は)怪物に食い物をやっているようなものだ」と呟く老人を見かける。その後、バルンガは電気を吸収しはじめるが、それによる電力不足は一平の入院している病院にまで及んだ。このままでは、一平の命が危ない。万城目と由利子は、街で見かけた老人が奈良丸博士だと考え、老人を探しはじめる。
翌日、万城目たちは奈良丸博士を発見した。バルンガは「神の警告」であり「文明の天敵」と言う奈良丸博士は、いきすぎた発展を遂げた街が休息を欲していると話す。しかし、「反省すれば人類が救われるわけではない」という由利子の言葉を受け、万城目に解決策を提示する。
その後、万城目から報告を受けた国連は、人工衛星から発射したロケットを爆発させることで、宇宙に人工太陽を作り出す。バルンガは人工太陽を吸収するために、東京の空を離れ、宇宙に向かっていったのだった。