あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「12月8日」(2015年)。
Xioの副隊長である橘 さゆり。彼女には、まだ怪獣の出現していないカナダで暮らす、ふたりの娘と夫がいた。ある日、橘副隊長は夢の中でストーンフリューゲルと接触。カナダに現れた怪獣から娘たちを守るため、ウルトラマンネクサスに変身する。
今回は、第8話「狙われたX」に登場したウルトラマンマックスに続き、ウルトラマンネクサスが登場。さゆりの夫である祥吾役は、『ウルトラマンネクサス』の主人公・孤門一輝役の川久保拓司さんが演じています。
橘副隊長がデュナミスト(適能者)に選ばれる
その後、地下駐車場に未確認生命体が、群れになって出現。Xioの隊員たちは、現場に急行した。ウルトラマンエックスは、その生物が生命体の恐怖を餌にするスペースビーストだと推測。大地はエクスデバイザーでそのスペースビースト・バグバズンブルードを解析すると、その生命体からは「攻撃と捕食の意思」しか探知できない。共存が不可能だと考えた大地の判断により、隊員たちはバグバズンブルードの駆除を行う。一方、現場には橘副隊長も出動していた。橘副隊長は民間人の女性を保護するが、バグバズンブルードは天井を突き破って、出現。それによって、彼女たちは瓦礫に押しつぶされ、身動きが取れなくなってしまう。
そのとき、ジオデバイザーに次女のみちるから連絡がくる。橘副隊長は緊急事態のため、通信を切ろうとするが、みちるによるとカナダの湖に怪獣が現れ、その衝撃でカヌーが長女のかおるに衝突。かおるは気を失ってしまったらしい。さらに、夫の祥吾は水を汲みに行っており、不在だと言う。一方、自分の目の前にはバグバズンブルードが迫っている。絶体絶命の状況に、為すすべのない橘副隊長だったが、彼女のもとにエボルトラスターが出現。それを引き抜くと、橘副隊長はウルトラマンネクサス アンファンスに変身した!