11月9日 ウルトラマンティガ ガギが子どもに卵を産みつけようとする!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 11月9日(1996年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「11月9日」(1996年)。
ガギと戦うウルトラマンティガパワータイプ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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1996年9月7日より放送が開始された『ウルトラマンティガ』は、実写テレビシリーズとしては『ウルトラマン80』以来15年ぶりに放送された作品で“平成ウルトラマンシリーズ”第1作である。超古代の光を手にした特捜チームGUTS(ガッツ)の隊員、マドカ・ダイゴはウルトラマンティガに変身。地球平和連合TPCの一員として怪事件を調査しながら、怪獣や宇宙人と戦いを繰り広げる。

妹で、TPCメディカルセンターに勤務する妹のマユミとともに遊園地にやってきたシンジョウ・テツオ隊員。そこで、ふたりはいじめられているハルキ少年とその妹と出会う。そこに、怪獣・ガギが出現。シンジョウに勇気づけられたハルキは妹を守るため、ガギの注意を自分に向けようと奮闘する。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

遊園地に見えない壁が出現

1996年11月9日は『ウルトラマンティガ』第10話「閉ざされた遊園地」が放送された日です。恋人がロードレースライダーをしており、なかなか会うことができないシンジョウ・マユミ。ある日、マユミは休日に暇を持て余している兄のシンジョウ隊員を連れ出し、遊園地に遊びにきていた。すると、ふたりの少年にいじめられている少年と遭遇。少年の妹が、いじめをやめるよう訴えていた。シンジョウが割って入ると、いじめをしていた少年たちは去っていく。

いじめられていたハルキ少年は高いところが苦手で、妹のアキコの前で恥をかかされてしまったらしい。シンジョウはマユミにアキコを任せ、ハルキと兄同士で話をする。子どものころ、水が怖くて泳ぐことができなかったシンジョウ。しかし、ある日マユミが海で溺れたことで、彼女を助けるために海に飛び込み、それ以降泳ぐことができるようになった。シンジョウはハルキに、「兄貴はどんなときでも妹を守らなければならない」と語った。

その後、遊園地の園内に地面から謎の突起物が出現。突起物が光を放つと、見えないバリアが周囲を覆い、人びとを遊園地の中に閉じ込めてしまう。さらに今度は触手が現れ、ハルキをいじめていた少年を穴の中に引きずり込んでしまう。その後も触手は園内の子どもたちを次々と狙い、穴の中に連れ去っていった。
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