3月21日 ウルトラマンダイナ 巨大猿人の末裔・ギガンテスが出現!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 3月21日(1998年)

テレビマガジン編集部

ダイナがギガンテスにわざと負ける!?

しかしその後、アスカを攻撃した大型のギガンテスが現れ、開発施設を攻撃しはじめた。スーパーGUTSは再び現地に出発。アスカは、ギガンテスを止めるため地上に降りると、リンが「ギガンテスは仲間を助けようとしている」と助けを求めてくる。ソウによって、小型のギガンテスが麻酔銃で撃たれ、拘束されているのだ。

ソウとリンは、大学時代の友人同士だったらしい。ソウは、この計画に関わるまではこんな無茶なことをする人ではなかったと困惑するリン。アスカは、ソウがリンに好意を持っており、計画を成功させることでリンに認められたいと思っているのだと考える。そこに、ソウが現れた。ソウは、わざとギガンテスを怒らせて破壊活動するよう促し、それを理由にギガンテスを駆逐しようとしていたのだ。

それを聞いたリンは、ソウにハイキックをお見舞いすると、アスカとともに小型のギガンテスを救出。しかし、小型のギガンテスが助けられても、大型のギガンテスは破壊行為を止めない。アスカはウルトラマンダイナに変身。フラッシュタイプからストロングタイプにチェンジし、大型のギガンテスと激しい肉弾戦を展開する。しかし、相手は打ち倒されても、何度も立ち上がる。

するとダイナは、先程のソウとリンのやり取りを思い出した。2体のギガンテスは、雄と雌であり、暴れている大型のギガンテスは、好きな女の子に良いところを見せたいと思っていたのだ。ダイナは、ギガンテス(雄)の攻撃をわざと受け倒れる。すると、様子を見ていたギガンテス(雌)が現れた。ギガンテス(雄)は、開発施設の塔を引っこ抜き、花束のようにギガンテス(雌)に渡してプロポーズする。ギガンテス(雌)はそれを受け取り、2体は仲良く森林地帯の奥に去っていったのだった。

巨大猿人 ギガンテス(雄)、巨大猿人 ギガンテス(雌)

自分から人間を襲うことはない  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
巨大猿人 ギガンテス(雄/右)

身長/56メートル
体重/5万8000トン

巨大猿人 ギガンテス(雌/左)

身長/52メートル
体重/5万1000トン

100万年前に絶滅した大型猿人の生き残りで、学名は「アウストラロピテクス・ギガンテス」。光線を放つといった特殊な能力は持たないが、雄は凄まじい怪力を発揮してダイナに襲いかかった。雄は雌のことが好きなようで、強さを見せつけることで雌にアピールする。

登場エピソード:『ウルトラマンダイナ』第28話「猿人の森」(1998年3月21日放送)
脚本:武上純希/特技監督:佐川和夫/監督:児玉高志

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3月21日は西アジアに2体のギガンテスが出現した日

3月21日は、絶滅したと思われていたギガンテスが出現。リンに良いところを見せたいと思ったソウによって、ギガンテス(雌)が捕まり、ギガンテス(雄)が暴れたエピソードの日。

無事にギガンテス(雌)のハートを射止めたギガンテス(雄)。一方、リンに幻滅されてしまったソウでしたが、反省し謝罪したことで再びリンはソウを受け入れ、こちらも仲良く資源開発を続けることになったのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。