あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「3月21日」(1998年)。
西アジアで、太古に棲息していた巨大猿人の末裔が2体発見された。アスカは、このギガンテスたちが優しい性格であることを知り、駆逐を強行しようとする地元の資源開発チームを止めようとする。
アスカがギガンテスに助けられる
木の上で気絶していたアスカは目を覚ますと、巨大な猿に遭遇。ウルトラマンダイナに変身しようとするが、変身アイテムのリーフラッシャーを落としてしまう。すると、もう1体の猿が現れた。すこし小さいその猿は、アスカに謝るような素振りを見せ、りんごのなった木を差し出してくる。
行方不明になったアスカを探すため、コウダ隊員とナカジマ隊員は、現地の資源開発チームと対策を練っていた。しかし、資源開発チームのソウという男性は、巨大生物の駆除を優先すると言ってカリヤたちと対立してしまう。同じ資源開発チームのリンという女性がその場を収め、リンはアスカ探索に協力を惜しまないと約束してくれた。
探索を開始したカリヤたち。そこに、巨大な猿が現れた。猿は、アスカを連れてきたのだ。その後、この巨大な猿ことアウストラロピクテス・ギガンテスは100万年前に滅びた猿人の生き残りだったことが判明。リンは、猿人保護区を作り、資源開発と猿人保護を両立できないかと提案するが、ソウは猿人の駆逐を主張して譲らなかった。