２月８日 ウルトラマンタロウ　さらわれた少女が怪獣に改造されて出現！

翌日、北島は真理をＺＡＴ本部に案内しようとし、応接室に通した。しかし、光太郎は応接室から異常な電波が発信されていることに気づき、荒垣副隊長に報告。北島もそれを見るが、北島はデータではなく、真理のことを信じていた。言い合いになる北島と荒垣副隊長。互いに譲らず、北島はＺＡＴを辞めると言い出してしまう。その様子を見ていた光太郎は、北島を信じてほしいと荒垣副隊長に進言するのだった。

しかし、突然真理が涙を流しながら、その場から去ってしまう。真理を追いかけて捕まえる北島。すると、真理は自分のことを殺してほしいと懇願してきた。困惑する北島に、真理は真実を打ち明ける。幼い北島の目の前で真理を連れ去ったのは、ドルズ星人だった。ドルズ星に連れ去られた真理は、地球用攻撃兵器に改造され、地球を攻撃するために戻ってきたのだ。埋め込まれたタイマーによって、時間が経てば真理は怪獣に変貌してしまう。真理は人間のうちに、自分を殺してほしいと北島に願うのだった。

すると、真理の体が爆発し、怪獣・メモールとなってしまった。街を破壊するメモール。ＺＡＴはスカイホエールとコンドル１号で出撃するも、被弾して墜落してしまう。すると、北島は攻撃用車両のウルフ777で突っ込もうと走り出す。それをバイクで追う光太郎。しかし、メモールは火炎を放射し、ウルフ777を破壊してしまった。

光太郎はウルトラマンタロウに変身。北島を守ると、戦闘を開始する。タロウは敵の長い尻尾に苦戦しつつも、体勢を立て直し、ストリウム光線を発射しようとする。しかし、メモールはタロウから背を向け、逃げ出そうとした。それを見たタロウは光線のポーズを解くと、メモールをつかみ、宇宙に投げ飛ばしたのだった。