あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「7月24日」(1966年)。
謎の強烈な電波を放つ物体が観測され、それは御殿山の科学センターで消息を絶つ。科学特捜隊は科学センターに向かうが、そこはバルタン星人に占拠されていた。バルタン星人は、地球に移住することを一方的に宣言する。
科学センターがバルタン星人に占拠される
アラシは、外で待機していたホシノ少年に本部への連絡を任せると、科学センターの調査を開始した。しかし、謎の宇宙人に遭遇し、宇宙人が出す赤い光線を浴びて、体が固まってしまう。その後、ハヤタと防衛軍の隊員が到着。科学センターに入るが、防衛軍の隊員は、分身した宇宙人から光線を受け、やはり動けなくなってしまう。ハヤタも宇宙人と遭遇し、応戦するが、宇宙人は消えてしまった。
しかし、「はげたか」で宇宙船が撃ち落とせるという確証は、ない。ムラマツキャップは、宇宙人の要望を聞き、それが叶えられるものならば叶えてやり、宇宙に帰ってもらうべきだと訴えた。
その後、ハヤタは、宇宙語に詳しいというイデ隊員とともに、科学センターに向かう。一方、万一に備えて、「はげたか」の発射準備が行われた。イデ隊員によって宇宙語で呼びかけられた宇宙人は、姿を現すが、宇宙人は緊張してうまく喋ることのできないイデ隊員を屋上まで誘導すると、姿を消してしまう。
すると、固まっていたはずのアラシが現れた。アラシは、「君の宇宙語はわかりにくい」と言い出す。アラシは、宇宙人がイデ隊員とコミュニケーションを取るために、その体を利用されたのだ。そこに、外で待機していたハヤタもやってくる。