4月18日 ザ☆ウルトラマン 小さなペットの正体は怪獣ワニゴドンだった!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 4月18日(1979年)

テレビマガジン編集部

ペロが新たなワニゴドンに巨大化!

すると、ペロは朝に見たときよりも大きくなっている。「見るたびに大きくなる」というペロを、マルメはワニゴドンだと確信。ペロが怪獣の子どもであることを説明し、連れて帰ろうとする。しかし、タカシはマルメの話を信じなかった。頑ななタカシに、マルメは子どものころ、友人が飼っていた熊の子どもが大きくなり、近所の人に大怪我をさせてしまったことを話して説得しようとする。しかし、それでもタカシは聞き入れようとしなかった。

マルメは、「ペロの家を作る」と言って、タカシを材木店に案内させ、その場から離れさせる。そして、入れ替わりにヒカリたちがペロのもとに到着。しかし、ペロは急激に成長し、巨大なワニゴドンに変貌した。迂闊に攻撃すれば、また分裂して新たなワニゴドンが生まれてしまう。攻撃ができない科学警備隊は、ひとまず、ナパーム弾で周囲を燃やし、ワニゴドンの進路を防ぐ。すると、ヒカリはウルトラマンジョーニアスに変身。ワニゴドンの戦闘力を奪うため、戦いを開始した。

一方、材木店で時間稼ぎをしていたマルメだったが、ワニゴドン出現の騒動がタカシにバレてしまう。マルメを非難し、ペロのもとにやってきたタカシ。すると、成長したワニゴドンが新たに2体現れる。ピンチのジョーニアス。マルメはペロが海水を怖がっていたことを思い出し、それをジョーニアスに伝える。ジョーニアスは2体のワニゴドンを海の中に投げ入れ撃破する。

巨大化したワニゴドンがペロだと認めないタカシは、それを証明するためにペロが反応した草笛を吹く。すると、ワニゴドンはその音色に反応。タカシは目の前の怪獣がペロだということに気づいたのだった。自分が可愛がっていた動物が、恐ろしい怪獣であったことにショックを受けるタカシ。ジョーニアスは、最後に残ったペロが変貌したワニゴドンを撃破したのだった。

分裂怪獣 ワニゴドン

1日でこの状態まで成長する  ©円谷プロ
【ウルトラ怪獣事典】
分裂怪獣 ワニゴドン

身長/82メートル
体重/7万9000トン

火山活動の影響で、地上に現れてしまった怪獣。切断された細胞は、幼体の姿になって活動することが可能。その幼体は急成長し、新たなワニゴドンになる。無限に増殖することができるが、海水が弱点。

登場エピソード:『ザ☆ウルトラマン』第3話「草笛が夕日に流れる時…」(1979年4月18日放送)
作:星山博之/演出:四辻たかお

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
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4月18日はワニゴドンが分裂した日

4月18日は、ワニゴドンの破片から、新たなワニゴドンが生まれたエピソードの日。「自分の都合の良いときだけかわいがり、後は知らないっていうんじゃ、君にペットを飼う資格はない」とタカシに訴えたマルメ。その後、ペロがワニゴドンだったことを認め、涙を流すタカシに、マルメは「君は責任を取ったんだ」と、慰めたのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga