あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「4月17日」(1999年)。
いつも、命を捨てるような戦い方をするチーム・ファルコンのメンバーたち。彼らは、自分たちが死ぬことで仲間たちが助かる未来を垣間見ていた。そして、ついに彼らが死ぬ日が訪れる。事情を知った我夢は、未来は人間の意思で変えることができると訴える。
エアロヴァイパーが現れる
そこに、XIGファイターEXに乗った我夢が後を追ってやってくる。さらに、積乱雲の中には怪獣・エアロヴァイパーがいた。我夢がついてきたことに気づいた米田リーダーは作戦を変更し、エアロヴァイパーを攻撃して隙を作ると、我夢とともに離脱したのだった。
エネルギー体は姿を消し、我夢たちは帰還。すると、XIGファイターEXが実際にエネルギー体の中にいた時間と、機内の時計の時間に差異があることがわかる。エネルギー体は、時空を飛び越える能力を持っていたのだ。その後、我夢は米田リーダーたちに、なぜ死に急ぐような行動を取ったのかと問う。すると、米田リーダーは「死ぬべき時が近づいている」と答えた。
我夢は、チーム・クロウの多田野 慧隊員から、かつて米田リーダーたちが訓練中に、今回のような時間のズレを経験していることを明かされる。そのズレは1時間以上も生じており、その間何があったのかとの聴取に「記憶がない」と答えていた。しかし、我夢は米田リーダーたちが何かを見たうえで、隠しているのだと考える。