1月7日 ウルトラマン80 テツ男少年が怪獣テツオンになってしまう!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 1月7日(1981年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「1月7日」(1981年)。
少年が怪獣化してしまった、テツオン  ©円谷プロ
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1980年4月2日より放送が開始された『ウルトラマン80』。中学校の教師であり、地球防衛軍の怪獣・怪事件の対策チームUGMの隊員でもある矢的 猛がウルトラマン80に変身。人間の憎しみや悲しみといったマイナスエネルギーが生み出す怪獣に立ちむかう。

何をやってもうまくいかない少年・テツ男は、ある日円盤の中から出てきた玉を食べたことで怪獣・テツオンになってしまう。しかし、テツオンになったことで、学力や身体能力が上がったテツ男は、怪獣のままでいたいと言い出す。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

テツ男がテツオンに!

1981年1月7日は『ウルトラマン80』第39話「ボクは怪獣だ~い」が放送された日です。友人たちと野球をしていたテツ男少年。何をやってもうまくいかないテツ男は、野球も得意ではなく、エラーをして仲間たちに怒られてしまう。その後も野球を続けていると、別の少年が打ったボールが空中の何かに当たり、落ちてくる。それは、円盤だった。その円盤は、灰のようになって崩れてしまうが、中から球状の物体が出現する。

テツ男は自分が円盤の第一発見者なので自分のものだと主張するが、円盤を撃ち落としたボールを打った少年や、ボールの持ち主の少年たちも主張しだし、テツ男たちはもみ合いになってしまう。そして、球状の物体は偶然にも、テツ男の口の中にゴール。なんとテツ男はその球を食べてしまう。その後、テツ男は急激な眠気に襲われ、ひと眠りする。そして、目を覚ますと彼は怪獣になっていた。

テツ男は、友人たちに事情を話し「テツオン」と呼ばれるように。友人たちは、テツオンを大人たちから守ろうとする。一方、微弱なガンマ反応を感知したUGMは、少年から「UFOを見た」という連絡のあった東京近郊を調査していた。しかし、UGMに通報した少年は、テツオンを守るために、「UFOを見たというのは噓だった」と偽り、UGMを遠ざける。
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