あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「1月7日」(1981年)。
何をやってもうまくいかない少年・テツ男は、ある日円盤の中から出てきた玉を食べたことで怪獣・テツオンになってしまう。しかし、テツオンになったことで、学力や身体能力が上がったテツ男は、怪獣のままでいたいと言い出す。
テツ男がテツオンに!
テツ男は自分が円盤の第一発見者なので自分のものだと主張するが、円盤を撃ち落としたボールを打った少年や、ボールの持ち主の少年たちも主張しだし、テツ男たちはもみ合いになってしまう。そして、球状の物体は偶然にも、テツ男の口の中にゴール。なんとテツ男はその球を食べてしまう。その後、テツ男は急激な眠気に襲われ、ひと眠りする。そして、目を覚ますと彼は怪獣になっていた。
テツ男は、友人たちに事情を話し「テツオン」と呼ばれるように。友人たちは、テツオンを大人たちから守ろうとする。一方、微弱なガンマ反応を感知したUGMは、少年から「UFOを見た」という連絡のあった東京近郊を調査していた。しかし、UGMに通報した少年は、テツオンを守るために、「UFOを見たというのは噓だった」と偽り、UGMを遠ざける。