1月7日 ウルトラマン80 テツ男少年が怪獣テツオンになってしまう!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 1月7日(1981年)

テレビマガジン編集部

80がミクロ化してテツオンの体内に侵入!

その日、テツ男たちの住む町では仮装大会が開かれていた。テツオンは友人たちと仮装大会に出場し、見事優勝。賞品のビデオカメラを使い、テツオンが登場する怪獣映画を撮りはじめる。さらに、テツオンは学力や身体能力が大幅に上昇していた。苦手だった勉強を克服できたどころか、ケーキを報酬に大学生に勉強を教えたり、野球でも大活躍するテツオン。

一方、UGMはモンスター反応を検出し、街に向かうとテツオンを発見。UGMの基地に連れていかれたテツオンはレントゲンを撮ると、体内に宇宙植物が寄生しているのが発見された。テツ男が食べてしまったのは、宇宙植物の種だったのだ。基地にはテツ男の両親もきていた。テツ男を心配する母親たちだったが、テツオンは元の姿に戻りたくないと言い出す。テツオンを元の姿に戻せるまで、最低でも3日はかかる。猛はこの時間に、人間の姿がいいのか、怪獣の姿がいいのかよく考えるよう、テツオンに訴えるのだった。

その後、再び友人たちと遊ぼうとしたテツオン。しかし、何でもできてしまうテツオンは、友人たちから疎まれ、避けられてしまう。テツオンは自宅に帰るが、家には誰もいなかった。いく場所がないまま日が暮れ、寂しい思いをするテツオン。

そこに猛が現れる。努力せずに、何でもできるようになったテツオンに「それは本当にいいことなのか」と尋ねる猛。そして、言葉を詰まらせるテツオンを、どこかに連れていく。そこには、テツオンに騒動を起こされた人々に謝罪をする両親がいた。
テツオンの体内で、宇宙植物と戦うウルトラマン80  ©円谷プロ PHOTO/講談社
両親が自分の心配をしていたことに気づいたテツオンは、両親のもとに駆け寄ると「元に戻りたい」と漏らす。その言葉を聞いた猛は、ウルトラマン80に変身。体をミクロ化させ、テツオンの体に入り込む。テツオンの体内には、テツ男を怪獣化させた宇宙植物がいた。80は宇宙植物を格闘戦の末、サクシウム光線で撃破。テツオンは無事にテツ男に戻ることができたのだった。

少年怪獣 テツオン

怪獣化して手に入れた能力を楽しんでいた  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
少年怪獣 テツオン

身長/1.7メートル
体重/100キロ

宇宙植物の影響でテツ男が怪獣化した姿。頭脳や身体能力が飛躍的に向上したほか、テレポートや物体を宙に浮かせるといった超能力も身につけている。とても大食いで、パン屋のパンを食べ尽くしてしまった。

登場エピソード:『ウルトラマン80』第39話「ボクは怪獣だ~い」(1981年1月7日放送)
作:平野靖司/特撮監督:高野宏一/監督:湯浅憲明

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1月7日は少年が怪獣化した日

1月7日は、宇宙植物によってテツ男がテツオンになってしまったエピソードの日。人間に戻ったテツ男は元気を取り戻し、自分の力で再び野球に参加したのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。