12月23日 ベリアルを救ったウルトラマンジードが真のヒーローになる!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 12月23日(2017年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「12月23日」(2017年)。
リクの意思が奇跡を起こし、ジードの全形態が同時に登場した  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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ニュージェネレーションウルトラマンシリーズ第5作の『ウルトラマンジード』。悪に堕ち、幾度となく宇宙を危機に陥れたウルトラマンベリアルの遺伝子を受け継ぐ朝倉リク=ウルトラマンジードは、自身の運命を乗り越え、ベリアル融合獣に立ち向かう。

カレラン分子で収集されたウルトラマンキングのエネルギーによってパワーアップした、ウルトラマンベリアル アトロシアスを弱体化させるための作戦が開始された。それは、ゼロがベリアルの気を引き、リクたちの秘密基地・星雲荘が変形した宇宙船「ネオ・ブリタニア号」にペガッサ星人ペガが乗ってベリアルに近づき、カレラン分子分解酵素ガスを撃ち込むというものだ。しかし、ベリアルはゼロを振りほどき、ネオ・ブリタニア号を撃墜してしまう。リクは作戦を変更し、ジードとなってベリアルに立ち向かっていった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ピンチのリクたちをウルトラの父が救う

2017年12月23日は『ウルトラマンジード』第25話「GEEDの証」が放送された日です。ウルトラマンジード ロイヤルメガマスターになり、ウルトラマンベリアル アトロシアスに挑むリク。しかし、ベリアルの戦闘力は凄まじく、ロイヤルメガマスターの力でもまったく歯が立たなかった。すると、ウルトラマンゼロが奇襲を仕掛け、カレラン分子分解酵素ガスを撃ち込むことに成功。ゼロは反撃を受けて大ダメージを負い変身が解除されるものの、ベリアルの体内からカレラン分子を消滅させ、取り込んでいたウルトラマンキングの力が失われる。

さらに、別宇宙からウルトラの父が現れた。ウルトラの父はバリアを展開すると、ジードたちに「体勢を立て直せ」と告げ、その中にベリアルと自らを隔離。リクたちの戦いは一時停戦となる。翌日、ウルトラの父のバリアが壊れようとしていた。ゼロと一体化している伊賀栗レイトは、ベリアルの攻撃によるダメージが回復しておらず、戦うことができない。リクは鳥羽ライハとともに、再び戦いに赴くのだった。

エネルギーを消耗したウルトラの父に迫るベリアル。リクはジードにフュージョンライズ(変身)し、最後の戦いに挑む。AIBのゼナは、かつて悪用されたこともある、異次元へつながる渦を作ることができる時空破壊神 ゼガンと一体化。ゼガントビームとジードのレッキングバーストをぶつけ、ベリアルを異次元に飛ばそうとする。一方、ライハも宿敵の伏井出ケイと対峙。もうひとつの戦いが始まったのだった。
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