あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「12月23日」(2017年)。
カレラン分子で収集されたウルトラマンキングのエネルギーによってパワーアップした、ウルトラマンベリアル アトロシアスを弱体化させるための作戦が開始された。それは、ゼロがベリアルの気を引き、リクたちの秘密基地・星雲荘が変形した宇宙船「ネオ・ブリタニア号」にペガッサ星人ペガが乗ってベリアルに近づき、カレラン分子分解酵素ガスを撃ち込むというものだ。しかし、ベリアルはゼロを振りほどき、ネオ・ブリタニア号を撃墜してしまう。リクは作戦を変更し、ジードとなってベリアルに立ち向かっていった。
ピンチのリクたちをウルトラの父が救う
さらに、別宇宙からウルトラの父が現れた。ウルトラの父はバリアを展開すると、ジードたちに「体勢を立て直せ」と告げ、その中にベリアルと自らを隔離。リクたちの戦いは一時停戦となる。翌日、ウルトラの父のバリアが壊れようとしていた。ゼロと一体化している伊賀栗レイトは、ベリアルの攻撃によるダメージが回復しておらず、戦うことができない。リクは鳥羽ライハとともに、再び戦いに赴くのだった。
エネルギーを消耗したウルトラの父に迫るベリアル。リクはジードにフュージョンライズ(変身)し、最後の戦いに挑む。AIBのゼナは、かつて悪用されたこともある、異次元へつながる渦を作ることができる時空破壊神 ゼガンと一体化。ゼガントビームとジードのレッキングバーストをぶつけ、ベリアルを異次元に飛ばそうとする。一方、ライハも宿敵の伏井出ケイと対峙。もうひとつの戦いが始まったのだった。