
ヤマワラワの目的とは?
少年時代の康祐は、山で足をけがして動けなくなったところをヤマワラワに助けられていた。それ以来、毎日のようにヤマワラワと遊んでいた康祐だったが、クラスメイトを含め周囲の人びとは誰もヤマワラワのことを信じてくれなかった。
昔のことを思い出し、自分がかつての大人たちと同じことをしてしまったと後悔する康祐。一方、テックサンダー1号、2号で周囲を警戒していたフブキ コウスケ隊員とドイガキ コウジ隊員が祐一を発見、助けようとしたときに先ほどの怪獣が現れた。

ムサシはウルトラマンコスモスに変身して身を守るが、ヤマワラワはコスモスに襲い掛かってきた。コスモスはヤマワラワを落ち着かせようとするが、相手のパワーに苦戦する。すると、康祐は車の中にあった木の実をヤマワラワに見せ、語りかけた。
その木の実はヤマワラワから、村を離れる康祐へのプレゼントだったのだ。康祐のことを、昔いっしょに遊んだ友達だったと思い出したヤマワラワ。しかし、康祐は「もう自分は大人になってしまい、ヤマワラワと遊ぶことはできない」と話す。それを聞いたヤマワラワは納得し、元の大きさに戻って森の中に姿を消したのだった。