あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「10月8日」(1980年)。
宇宙から飛来した謎の物体は、怪獣の卵だった。孵化した怪獣・バルは猛のことを母親と思いこみ、懐く。そんななか、怪獣の死骸が宇宙から降り注ぐという事件が相次いで発生。それはバルたちの天敵である怪獣・ザキラの仕業だった。
卵から怪獣が孵る
その後、昨夜の流星群は渡り鳥怪獣であるバルの群れであることが判明。さらに、孵化した怪獣はバルの赤ちゃんだった。バルは刷り込みにより、生まれてすぐに見た猛のことを母親だと思っていると推測される。仲間たちから「バルのお母さん」と言われ、困惑する猛だったが、自分を慕うバルに悪い気はしないのだった。
しかし、その後も謎の隕石の落下は止まらない。隕石の正体はバルの死骸だった。バルの天敵である怪獣ザキラが、群れで移動するバルを襲って食べていたのだ。UGMはスペースマミーで宇宙に向かい、調査を開始。するとザキラがバルたちを襲っているところに遭遇。UGMはザキラのデータを取るのだった。