12月15日 ウルトラマンA 超獣マッハレスはなぜ新幹線を襲うのか?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」12月15日(1972年)

テレビマガジン編集部

マッハレスがテスト走行車を襲う!

悲しそうな顔で加島の自宅から出てきた真弓から話を聞いた北斗は、加島に怒り、他の人を見つけたほうがいいと話す。しかし、加島は本当は孤独で寂しがっているのだと、真弓は考えていた。実は、加島がお金や名誉に執着する理由は、彼が幼いころに周囲から笑われたことが原因だったのだ。

その後、マッハレスの分析が完了したTACでは、作戦会議が行われていた。マッハレスは新幹線や飛行機といった高速で走る物体が発する音に反応する。そこで、不快な音を出してマッハレスの注意を引き、攻撃する作戦がたてられる。そのときちょうど、走行テスト中のニューライト自動車技術研究所にマッハレスが出現し、レーシングカーを破壊して暴れはじめる。

会議中だった加島は避難するが、忘れた設計図を取りに、真弓の制止を振り切ってマッハレスの迫るビルに戻ってしまう。超獣の攻撃を受けて崩壊を始めるビルの中で、加島は設計図の入ったケースを手放してしまうも、そこに現れた真弓が命懸けでケースを守ろうとする。

なんとか1階までたどり着いた加島たちだったが、ビルの瓦礫がふたりを襲う。北斗がウルトラマンAに変身して加島たちを救出する一方、竜 五郎隊長はタックスペースのエンジン音でマッハレスの注意を引き、Aの援護を試みる。その後、Aはマッハレスと戦闘を開始し、激しい格闘戦の末にスター光線とメタリウム光線を連続で繰り出し、マッハレスを撃破したのだった。
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