あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「10月31日」(1998年)。
巨大な隕石が地球に飛来。我夢の判断で、最悪の事態は避けられたものの、民間団体・怪獣災害基金を作る会のメンバーふたりが取り残されてしまう。
『ウルトラマンガイア』は、防衛隊であるXIG(シグ)に、複数のチームが存在するのが特徴です。今回は、戦闘ではなくレスキューが任務のチーム・シーガルの活躍を描くエピソード。
レザイトが地球に飛来
XIGはその隕石・レザイトに液体窒素弾を発射し、メルトダウンを食い止めようとする。しかし、民間人の避難が完了したと思われるミッションエリア内に、携帯電話の電波を確認。レザイトが落下したビルに、「怪獣災害基金を作る会」という民間団体の平川、西谷というふたりの男性が取り残されていたのだ。
しかし、XIGはエリア内のどこに生存者がいるのか特定できずにいた。堤チーフは人命救助を行うチーム・シーガルに出撃を命令。神山リーダー、松尾隊員、マイクル隊員はシーガルフローターで現場に向かう。しかし、その間もレザイトはパイプラインに迫っていた。我夢は液体窒素弾をレザイトに直接命中させるのではなく、頭上で爆発させることで爆風の被害を抑えつつ、メルトダウンをくいとめる作戦を立てる。
液体窒素弾がレザイトに発射された。しかし、その被害を抑えたとはいえ爆風は凄まじく、ビル内にも被害が及ぶ。さらに、レザイトは液体窒素弾の影響で変形。触手を伸ばしたことでビルが破損し、平川たちは大怪我を負ってしまう。