ウルトラフォースってなに? 海外で活躍したウルトラマンがいた!

ウルトラマンシリーズ56年の歴史を写真と秘話でお届け!

テレビマガジン編集部

ウルトラマンVS宇宙怪獣ベムラー。ウルトラマンの歴史はこの一戦から始まった!  Ⓒ円谷プロ PHOTO/講談社
56年の歴史を誇るウルトラマンシリーズには、意外な裏話がかくされています。そのなかから、いくつかをご紹介。

海外で活躍するウルトラマンたち

2021年7月から放送された『ウルトラマントリガー』に登場したウルトラマンリブットは、マレーシアの子ども番組で活躍していたウルトラマンで、日本以外のアジア圏で誕生した初のウルトラヒーローになります。

「ん? アジア圏で?」と思ったあなた。

そう、アメリカやオーストラリアでは、すでにウルトラヒーローが活躍していたのです。

まず長編アニメ映画『ウルトラマンUSA』は、アメリカ空軍の精鋭パイロット3名がウルトラヒーローと融合、ウルトラフォースを結成するという作品です。特色としては、3名のなかにウルトラウーマンベスという女性のウルトラマンがいることでしょう。もちろん、ウルトラの母や『ウルトラマン80』のユリアンの方が、登場は早いのですが、トリオの一員として活躍している姿は、さすが国際的という印象です。

そして『ウルトラマンG(グレート)』は、オーストラリアを舞台に、宇宙生命体ゴーデスが地球に放ったゴーデス細胞で生まれた怪獣たちと戦うウルトラマンを描いたシリーズです。なんと言っても、広大なオーストラリアの大地をオープンセットとして撮影された画面の迫力が素晴らしい作品です。

『ウルトラマンパワード』はケイン・コスギ演じるケンイチ・カイがウルトラマンに変身します。初代『ウルトラマン』の怪獣を下敷きにしつつ、さらにかっこよく再デザインされた怪獣・宇宙人が登場するのが特徴です。

ちなみに『ウルトラマントリガー』に登場したダダは、『ウルトラマンパワード』のダダのデザインをもとにしています。

ほかにも、レッドキング、ゴモラ、ゼットンなど、15体以上の再デザインされた怪獣・宇宙人が大暴れする姿は、必見です。
『ウルトラマンUSA』『ウルトラマンG』は、ウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
ウルトラマンパワードVSレッドキング・雄(左)と雌(右)。文字通り赤い「レッド」キングの初登場!  Ⓒ円谷プロ PHOTO/講談社

『ウルトラQからシン・ウルトラマンまで』にはまだまだ秘密がいっぱい!

新発売の『講談社MOOK ULTRAMAN HISTORICA ウルトラQからウルトラマンまで』には、ほかにもたくさんの裏話や、作品に込められた思い、技術の進歩による変化などがたっぷり掲載されています。ぜひ楽しんでお読みください。
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『講談社MOOK ULTRAMAN HISTORICA ウルトラQからシン・ウルトラマンまで』発売中  Ⓒ円谷プロ

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。