あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「7月28日」(2018年)。
高校生時代、ピッチャーとして名を馳せていたカツミ。家族のために進学を諦め、プロへの道を断念していたカツミだったが、町の草野球チームに参加し、野球を続けていた。そんなある日、高校時代の恩師でもある、草野球チームの監督が高齢を理由に監督を引退することになった。監督のためにも、最後の試合は勝たなければと考えるカツミだったが……。
監督のために勝利を誓うカツミのチーム
熊城は、カツミが高校時代に所属していた野球部の顧問だった。熊城がカツミの野球の才能を見出したことで、大学の野球部からスカウトも訪れるようになったがカツミは進学せず、その話は立ち消えてしまう。しかし、その後も熊城に誘われ、草野球チームのメンバーとしてカツミは再び野球をはじめたという経緯があった。熊城に恩があるカツミは張り切るが、まだ若く野球経験者だったカツミとは違い、他の多くのメンバーは経験の浅い中年の男たちだった。さらに、カツミは試合前日の夜も特訓を続けると言い出し、チームメイトと口論から取っ組み合いになってしまう。
するとそこにイサミが現れ、無法山に怪獣が出現したことを告げる。カツミたちは現場に急行。ウルトラマンロッソ アクアとウルトラマンブル フレイムに変身してレッドキングと戦いを開始する。しかし、ロッソは水の玉をオーバースローで投げるストライクスフィアをくりだすも、レッドキングにキャッチされ投げ返されてしまう。さらに、敵の凄まじいパワーに圧倒されてしまうのだった。