7月24日 ウルトラマン バルタン星人が地球に移住しようとする!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 7月24日(1966年)

テレビマガジン編集部

バルタン星人の目的は地球への移住だった!

その宇宙人は、バルタン星人だった。科学者の核実験によって母星のバルタン星が崩壊。たまたま宇宙船で宇宙旅行をしていた彼らはその被害を逃れ、自分たちが生存できる天体を求めて、地球の近くまでやってきたという。しかし、宇宙船が故障。地球には、それを修理するためのダイオートを調達するために、降り立ったらしい。しかし、地球が自分たちにとって適した環境であることを知り、移住すると宣言する。

ハヤタは、バルタン星人が地球の風俗や習慣になじみ、地球の法律を守るのなら不可能ではないと言い、バルタン星人が何人いるのかを尋ねる。しかし、バルタン星人は20億3000万人もいた。現在は、宇宙船の中にバクテリアほどのサイズで眠っているらしい。

さすがに、20億3000万人もの宇宙人を受け入れることは不可能だと感じたハヤタは、火星に移住することを提案するが、火星にはバルタン星人の苦手なものがあるらしい。そして、バルタン星人は「地球をもらう」と言い、本来の姿を現わすと巨大化。ハサミでハヤタを吹っ飛ばす。防衛軍が「はげたか」を発射すると、バルタン星人は倒れるが、効果は薄いようで、バルタン星人はすぐに立ち上がり、破壊活動をはじめた。

ハヤタはウルトラマンに変身しようとするが、ベーターカプセルを下の階の窓ぎわに落としてしまう。ムラマツキャップは、バルタン星人の弱点が、火星にある「スペシウム」という物質であると考えたが、スペシウムは地球にはない。一方、ハヤタは意を決して屋上から飛び降り、ベーターカプセルをキャッチ。そのままウルトラマンに変身した。

ウルトラマンとバルタン星人は空中戦を展開。バルタン星人の片方のハサミを破壊すると、ウルトラマンはスペシウム光線を繰り出し、バルタン星人を撃破した。さらに、透視光線で上空に隠れているバルタン星人の宇宙船を発見すると、宇宙に連れ出す。その後、大きな爆発が起きるのだった。

バルタン星人

赤色凍結光線で敵を動けなくする  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
バルタン星人

身長/ミクロ〜50メートル
体重/0〜1万5000トン

核実験により母星を失った宇宙人。宇宙旅行で母星を離れていたため、死を免れた20億3000万の民の1体で、単独で地球に降り立った。分身が可能で、ハサミ状の手から、白色破壊光線や赤色凍結光線を放つ。

初登場エピソード:『ウルトラマン』第2話「侵略者を撃て」(1966年7月24日放送)
脚本:千束北男/特技監督:的場 徹/監督:飯島敏宏

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7月24日はバルタン星人が地球に移住しようとした日

7月24日は、バルタン星人が地球に襲来。一方的に、地球に移住しようとしたエピソードの日。バルタン星人の宇宙船は、ウルトラマンに破壊されたと思われます。ウルトラマンと科学特捜隊は、無事に侵略者を撃退することができたのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 今日もウルトラ怪獣日和 2022』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。