あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月4日」(2018年)。
大学生のイサミは、同級生である二宮ユウハの空を飛ぶ研究の手伝いをすることになった。そんななか、怪獣・グエバッサーが出現。イサミはティガクリスタルを手に入れ、ウルトラマンブル ウインドに変身を果たす。
イカロスと呼ばれる少女
ユウハの研究室に本を届けたイサミは、話をしながらなんとなく近くにあった部品に触り、壊してしまう。こっそり逃げようとするイサミだったが、部品を壊したことはユウハに見破られており、実験の手伝いをすることになってしまう。
後日、イサミとユウハは笛鳴山で飛行実験を行うことになり、カツミとアサヒも同行した。笛鳴山は、以前ウルトラマンロッソとウルトラマンブルが怪獣と戦ったことにより地面に亀裂が発生。そこから風が出ており、ユウハはその風に乗ろうとしていた。しかし、実験は失敗しユウハは高所から落下。イサミたちは念のため、彼女を病院に連れていくことにする。
クワトロMに帰宅したイサミたち。カツミとアサヒは、いずれユウハは大怪我をしてしまうと言い、実験を止めさせたほうがいいと提案する。イサミはそれに同意ししつつも、ユウハに止めろと言う気にはなれなかった。その後イサミは、笛鳴山の地面に新たなルーブクリスタルが埋まっており、その力で地面から風が吹き出ているのだとカツミに話す。その話は、クワトロMに盗聴器を仕掛けた愛染マコトに聞かれていたのだった。