指揮所に帰還した隊員たちに遅れて、ゲントが戻ってくる。ゲントは体調がすぐれず病院に行っていたのだが、デルタンダル出現を知り病院を抜け出して、ブレーザーとなって先程の戦いに参加していたのだ。
不調は疲労によるものらしく、隊員たちからゆっくり休むよう言葉をかけられるゲント。しかしその直後、ゲントがブレーザーへの変身に使用するブレーザーストーンを握った右手が勝手に動き、ゲント自身の顔を殴ると、ゲントはそのまま気を失って倒れてしまった。
そんなゲントを診察した医者によると、骨量の減少や筋萎縮などの症状がみられており、体が酷使されすぎている状態だった。ブレーザーは無理やりにでもゲントを休ませたいと思って、体を使って殴ったのだ。
そんななか、アオベ エミ隊員は、「みっちー」というハンドルネームで活動するアマチュア天文家と面会する。みっちーはバザンガ、ゲバルガが地球にきた軌道を見張っていて、あるものを見つけたらしい。それは、宇宙空間にできた歪みのようなもので、バザンガたちと同じ軌道で地球に向かっていた。さらに、別角度から撮った画像を加えて3Dシミュレーションを行うと、それは怪獣が張り付いた小惑星に見える。
エミは仲間たちに情報を共有し、この怪獣がバザンガ、ゲバルガに続く「サード・ウェイブ」なのではないかと話す。そのころ、世界各地に怪獣・タガヌラーが出現し始める。以前日本に現れてゲントたちが撃破した個体と同様に、次世代のエネルギーであるティーテリウムの貯蔵施設を狙っていた。
さらに、タガヌラーは日本の茨城県にも出現。隊員たちから体を気遣われたゲントは指揮所で待機することになり、他の隊員たちだけが出撃する。