あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「6月21日」(1997年)。
ゲーム都市「タウン」に招待されたヤズミ・ジュン隊員と、彼に同行したヤナセ・レナ隊員。しかし、彼らの前にこれまでに倒したはずの宇宙人が現れ、襲いかかってくる。それは、自我が芽生えたタウンのバイオコンピューター・カレンによる、人類への攻撃の始まりだった。
ヤズミ隊員がタウンに招待される
タウンの中では、プログラマーの育成も行われていた。彼らは優秀で、その気になればTPCのメインコンピューターにもアクセスできると豪語するカトー。それを聞いたヤズミは、TPCのコンピューターはゲートキーパーという対ハッカー用のプログラムがシステムを守っているため、不可能だと返す。その後、ヤズミは自分を見つめる少女を発見しあとを追うが、少女の体は突然消えてしまう。さらに、そこにプログラマーたちが生気の抜けたような表情で列をなし歩いてくると、彼らも姿を消してしまう。異常を感じたヤズミはレナの所に戻ってくるが、レナは何者かから攻撃を受けやはり姿を消していた。
そのころ、タウンの外では大規模な通信障害が発生。GUTS基地・ダイブハンガーにも影響がおよび、ヤズミたちとの連絡が取れないでいた。一方ヤズミは武器を取りに車に戻るが、そこでかつて出現したムザン星人と遭遇。なんとか撃退するも敵の謎の瞬間移動能力に苦戦し負傷してしまう。さらに、今度はレイビーク星人が出現。すると、先ほど見かけた少女が現れヤズミを安全な場所に連れていく。