あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月27日」(2005年)。
観光客の減少に苦しむ奈津川村。村長の息子は、「奈津川湖に謎の怪獣が出現した」という演出をし、観光客を集めるが……。
怪獣目当ての観光客で奈津川村が活性化
その後、奈津川湖で龍のような物体が目撃され、人々の注目が集まった。龍の見学ツアーなども企画され、奈津川村に続々と観光客が集まってくる。DASHは噂を聞きつけ、カイトとミズキが調査にやってきた。しかし、湖に生命反応はなく、引き返そうとする。そこで、カイトは謎の少女と出会った。
少女によると、奈津川村にはかつて「ナツノメリュウ」という村の守り神が住んでいた。しかし、ある時村人たちの争いによって、村の森や湖が汚されてしまった。それに怒ったナツノメリュウは、人々を襲ってしまう。村の英雄は、祠を作りナツノメリュウを封印し、村人たちは二度と村の自然を破壊しないよう誓ったらしい。
しかし、また村人たちは、同じ過ちを繰り返そうとしている。少女は、このままではナツノメリュウが再び人間を襲うと言い、カイトに村の開発を止めるよう訴える。