あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「12月30日」(1991年)。
地質学者のジャック・シンドーは、火星での調査中にウルトラマングレート(劇中での呼称は「ウルトラマン」)と邪悪生命体 ゴーデスの戦いを目撃する。ウルトラマングレートと一体化し、激しい戦いの末、ゴーデスを撃破したジャック。しかしゴーデスの細胞が降り注いだ地球は、さまざまな怪獣の脅威にさらされ、ジャックは仲間とともに立ちむかう。
今回は使用禁止された劇薬によって、昆虫が怪獣に突然変異してしまったマジャバが登場。実は『ウルトラマンZ』(2020年放送)のラスボス・デストルドスの胸部を構成している怪獣です。
農場上空でセスナが襲われて墜落!
そこでUMAのジーンはサンドマンという作業員と出会う。墜落したセスナのパイロットは友だちだったと言い、何かを描いた紙を渡してきた。何かを言いたげなサンドマンであったが、そこに農場主のジョンソンが現れ、強引にサンドマンを連れて帰ってしまう。
UMAの戦闘機・ハマーで空中からの調査を行うジャックたちは、イナゴの群れに遭遇。吸気口がふさがれたためにエンジンを停止、着陸を余儀なくされてしまう。吸気口をふさいだのは、巨大なイナゴの新種であった。
基地で詳細な調査が行われるなか、ジーンは仲間たちにサンドマンから受け取った紙を見せる。それは、巨大なイナゴがセスナを襲う絵だった。サンドマンは人と話すことが苦手なため、絵で巨大なイナゴが出現したことを知らせようとしていたのだ。