12月29日 ファイヤーモンスとファイヤー星人がウルトラマンAを襲う!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 12月29日(1972年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「12月29日」(1972年)。
ファイヤーモンスと戦うウルトラマンA  ©円谷プロ PHOTO/講談社
1972年4月7日より放送が開始された『ウルトラマンA』は、怪獣を超える怪獣である「超獣」を送りこむ異次元人ヤプールと戦うため、超獣攻撃隊TAC(タック)の隊員となった北斗星司と南 夕子がウルトラタッチでウルトラマンAに変身。夕子が月星人の仲間のもとへ帰った後は、北斗が一人で変身し、必殺のメタリウム光線や、バーチカルギロチンをはじめとした多彩な切断技などを駆使して、超獣を次々と撃破していく。

死んだと思われていた、梅津ダン少年の叔父が帰ってきた。しかし、それはファイヤー星人がTACに近づくための作戦だった。ファイヤー星人は超獣・ファイヤーモンスを出現させ、Aを追い込んでいく。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

TACの新兵器・シルバーシャークが完成

1972年12月29日は『ウルトラマンA』第39話「セブンの命!エースの命!」が放送された日です。友人たちの中で、唯一逆立ちができないダン少年。練習を続けていると、北斗が通りかかり、遅めのクリスマスプレゼントをダンに渡した。「今日は良いことばっかり続く」と言うダン。なんでも、死んだと思われていた叔父のサブロウが生きており、海外から帰国するらしい。

その後、北斗とダンは帰路につくと、マンションのベランダから子どもが落ちそうになっているところに遭遇。北斗はその場にいたひとりの男性と協力して子どもを救出するが、その男性こそがダンの叔父のサブロウだった。3人がダンの自宅に帰ると、サブロウはダンと姉の香代子にお土産のプレゼントを手渡した。

一方、現在秘密研究所で開発されている、TACの新兵器・シルバーシャークの完成が間近に迫っていた。しかし、強力なシルバーシャークを狙い、宇宙人が攻撃を仕掛けてくる可能性もある。敵の襲撃を警戒し、パトロールを行う北斗たち。すると、山中隊員の乗るタックパンサーが襲撃を受ける。やはり、シルバーシャークの存在は敵にかぎつけられていたのだ。銃撃戦を行う山中と合流した北斗は、敵に突撃。逃がしてしまうものの、敵に銃弾を浴びせ、敵が落としたと思われる、金属の腕輪のようなものを回収する。それは、サブロウが身に着けていたものと同じだった。

翌日、北斗はサブロウを問い詰めるため、彼が姿を現すのを待っていた。脚を引きずって歩くサブロウに声をかける北斗。すると、サブロウはその場から逃走した。
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