あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「1月7日」(1968年)。
人類に好意を持ったウルトラセブンは、自らの命を捨てて仲間を救おうとした勇気ある青年・薩摩次郎の姿をかり、モロボシ・ダンと名乗って、ウルトラ警備隊に入隊。宇宙人の侵略から地球を防衛する。
自分たちの星へ向けた観測ロケットの打ち上げを侵略と誤解したペダン星人が、復讐として攻撃を仕掛けてきた。地球に送り込まれた驚異の合体ロボ・キングジョーがセブンの前に立ちはだかる!
外国人ばかりが襲われる事件が発生
3ヵ月前、ワシントン基地が、生物が存在しないと思われていたペダン星に観測ロケットを打ち上げた。だが、ペダン星には知的生命体が存在。ペダン星人は、観測ロケットを侵略行為と勘違いし、復讐するというメッセージを送ってきたというのだ。ワシントン基地は謝罪のメッセージを送ったものの返事がないらしい。
そこで、日本の六甲山にある防衛センターで防衛会議が開かれることになった。事件の被害者たちは、身分を隠して世界各地から日本に来た、地球防衛科学班のチーフだった。ペダン星人はすでに地球に潜伏し、地球防衛の重要人物を殺害していたのだ。