9月12日 ザ☆ウルトラマン ムツミ隊員がふたりに!? 異星からの暗殺者が出現

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」9月12日(1979年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月12日」(1979年)。
ドラゴドスと戦うウルトラマンジョーニアス  ©円谷プロ
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『ザ☆ウルトラマン』は、ウルトラマンシリーズ初のテレビアニメーション作品として1979年4月4日より放送が開始された。科学警備隊のヒカリ超一郎隊員は、ウルトラの星・U40からやってきたウルトラマンジョーニアスと一体化し、怪獣や宇宙人と戦う。アニメーション制作は日本サンライズ(現・サンライズ、バンダイナムコフィルムワークス)が担当し、著名なクリエーターが多数参加している。

南アルプスに怪飛行物体が出現した。戦闘機のバーディーで調査に向かったムツミ隊員だったが、帰還してから彼女の様子がおかしい。実は、不定形な体を持つ生命体が、ムツミの体をコピーしていたのだ。ムツミの姿になった宇宙人の目的とは?
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

様子がおかしいムツミ隊員

1979年9月12日は『ザ☆ウルトラマン』第24話「ふたりのムツミ隊員」が放送された日です。ある日の夜、謎の物体が宇宙から飛来。南アルプスに墜落した。科学警備隊は多くがパトロールに出ていたため、アキヤマキャップはムツミ隊員をひとりで調査に向かわせる。現場に到着したムツミ。そこで未知の円盤を発見したムツミだったが、円盤から発せられた光線を受け気を失ってしまう。一方、円盤からは液体状の物体が這い出てくる。それは、ムツミとそっくりの姿に形を変えたのだった。

夜が明け、意識を取り戻したムツミだったが、なぜか身につけていた通信機やここまで来るのに乗ってきたバーディーがない。一方、音信不通になったムツミを捜索しに、ヒカリとマルメ隊員がやってきた。すると、飛行しているムツミのバーディーを発見。通信で呼びかける。普段のようにハキハキ喋らないムツミに若干の違和感を覚えつつ、ふたりはムツミを連れて極東ゾーン基地に帰還したのだった。その後、落下したはずの怪物体は発見できなかったと報告するムツミ。彼女の様子は、やはりおかしかった。

ムツミの様子を探るため、彼女を街に連れ出すヒカリ。戦い続きで調子がおかしいだけだと考えていたマルメたちだったが、極東ゾーン基地にヒカリと出かけているはずのムツミが現れる。なんと、地球防衛軍の偵察機に発見されて今帰還したらしい。一方、もうひとりのムツミとデートをしていたヒカリだったが、ムツミは怪しい男に誘拐されてしまう。そこに、本物のムツミを連れた科学警備隊が到着。謎のムツミの捜索に向かう。
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