あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月12日」(1979年)。
南アルプスに怪飛行物体が出現した。戦闘機のバーディーで調査に向かったムツミ隊員だったが、帰還してから彼女の様子がおかしい。実は、不定形な体を持つ生命体が、ムツミの体をコピーしていたのだ。ムツミの姿になった宇宙人の目的とは?
様子がおかしいムツミ隊員
夜が明け、意識を取り戻したムツミだったが、なぜか身につけていた通信機やここまで来るのに乗ってきたバーディーがない。一方、音信不通になったムツミを捜索しに、ヒカリとマルメ隊員がやってきた。すると、飛行しているムツミのバーディーを発見。通信で呼びかける。普段のようにハキハキ喋らないムツミに若干の違和感を覚えつつ、ふたりはムツミを連れて極東ゾーン基地に帰還したのだった。その後、落下したはずの怪物体は発見できなかったと報告するムツミ。彼女の様子は、やはりおかしかった。
ムツミの様子を探るため、彼女を街に連れ出すヒカリ。戦い続きで調子がおかしいだけだと考えていたマルメたちだったが、極東ゾーン基地にヒカリと出かけているはずのムツミが現れる。なんと、地球防衛軍の偵察機に発見されて今帰還したらしい。一方、もうひとりのムツミとデートをしていたヒカリだったが、ムツミは怪しい男に誘拐されてしまう。そこに、本物のムツミを連れた科学警備隊が到着。謎のムツミの捜索に向かう。