
オカリヤンは亜理人のオカリナの音に反応していた!
父親は、「練習は朝にやりなさい」と言って、壊れたオカリナの代わりに仏壇からオカリナに似た笛を取り出す。なんでも、これは笛の名人でもあった亜理人のおじいさんが、山で拾った石で作ったものらしい。しかし、このオカリナは、亜理人が使っていたものより音を出すのが難しく、このままでは、学校の先生に怒られてしまう。亜理人は家を飛び出して、近くの資材置き場で練習をはじめる。
するとそこに、笛の音のような音が聞こえてきた。しかし、亜理人が顔を上げるとそこにはなんと怪獣が! 逃げ出した亜理人は、パトロールで巡回していた光太郎と南原忠男隊員に遭遇して助けを求めるが、気がつくと怪獣は姿を消していた。
怪獣のため練習ができず、亜理人は翌日、先生に怒られてしまう。一方、光太郎が下宿している白鳥家の長男・健一もオカリナが吹けず、一緒に怒られていた。亜理人から事情を聞いた健一は、光太郎もいる自宅に亜理人を招く。