青いマリモは吸血生物! 集合して巨大な怪獣に!!
テントの外から響く悲鳴を聞いたコマツチーフは、青いマリモと思われていた小型生物に血を吸われ、絶命する男性を発見。テントに戻ると、その中は小型生物が大量に侵入しており、研究員たちの無惨な姿があった。なんとか生きながらえていたトミタ研究員は、コマツチーフに研究データを託し、一帯を閉鎖するよう進言するが、やはり命を落としてしまう。
テントから脱出したコマツチーフは、ナカジマ隊員に差し入れをして帰るところだったアスカとリョウ隊員に出会い、助けを求める。事情を聞いたアスカたちはナカジマ隊員のもとに戻ると、ナカジマ隊員も小型生物に襲われる直前だった。そして、地上に出た大量の小型生物たちは湖に戻り、ひとつにまとまって巨大な怪獣・マリキュラになる。
スーパーGUTSの戦闘機、ガッツイーグルα号・β号・γ号の3機が到着し攻撃をくわえるも、レーザーが効かずα号が腐食性ガスにやられて不時着する。アスカはウルトラマンダイナに変身。戦いを開始した。マリキュラは巨大なマリモ状になり、ダイナの攻撃を防ごうとする。すると、ダイナはマリキュラをボールのようにし、キックやスマッシュで攻撃。当初はダイナの優勢だったが、マリキュラが放つ火球や、腕から出現する触手攻撃に形勢が逆転してしまう。
コマツチーフはマリキュラの体内にある毒素の貯蔵器官が口と繫がっていることを発見し伝えると、スーパーGUTSはマリキュラが口を開いたところを攻撃。するとマリキュラは自分の毒で苦しみはじめた。ダイナはストロングタイプにチェンジし、マリキュラが放った火球のエネルギーを利用して威力を増したガルネイトボンバー シューティングバージョンでマリキュラを撃破するのだった。
吸血生命体 マリキュラ
【ウルトラ怪獣事典】
吸血生命体 マリキュラ
身長/64メートル
体重/4万4000トン
束良湖に生息する小型吸血生物が、宇宙線の影響で突然変異を起こして青いマリモのような生物に変貌して無数に増殖。この小型生物が集合して巨大怪獣化した。腕に当たる部分から細長い触手を伸ばしたり、巨大なボール状になって移動することができる。
登場エピソード:『ウルトラマンダイナ』第24話「湖の吸血鬼」(1998年2月21日放送)
脚本:川上英幸/特技監督:佐川和夫/監督:小林義明
今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
2月21日は湖の生物が突然変異し吸血生物になった日
青い色は、ヤドクガエルの一種のように危険を知らせる警告色だったのかもしれません。
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テレビマガジン編集部
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga Instagram:@tele_maga
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