あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「1月3日」(1975年)。
前回(第38話「決闘!レオ兄弟 対 ウルトラ兄弟」)で、ウルトラの星からウルトラキーを盗んだレオの弟・アストラ。それを問い詰めるレオに対し、“初代”ウルトラマンから「俺たちはアストラを殺す!」という爆弾発言がとびだす。そして、ついにレオ兄弟とウルトラ兄弟の全面対決がはじまってしまった。
この緊迫した状況に、ウルトラマンキングが現れる!
アストラは変身したババルウ星人だった!
一方アストラは、ウルトラの星から奪ってきたウルトラキーをウルトラ兄弟たちに向けるのだった。小さい星なら一撃で吹き飛ばすほどの強力な武器。突きつけられた兄弟たちは動くことができない。
そこに、上空から電撃が走り、ウルトラキーを破壊した。キーを破壊したのはウルトラマンキングだった。ウルトラマンキングは洗礼光線をアストラに命中させると、アストラがババルウ星人の姿になる。
アストラは、変身したババルウ星人だったのだ。正体がバレてしまい、逃走するババルウ星人。それを追おうとするウルトラ兄弟に対し、ウルトラマンキングは「待て、ババルウ星人などいつでも倒せる」と制止する。ウルトラの星が地球に衝突寸前で、その対処をするため、ウルトラ兄弟たちを出発させるのだった。