4月30日 ウルトラマン80が四次元世界でメカギラスと激突!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 4月30日(1980年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「4月30日」(1980年)。
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四次元空間でメカギラスと戦うウルトラマン80  ©円谷プロ PHOTO/講談社
1980年4月2日より放送が開始された『ウルトラマン80』。中学校の教師であり、地球防衛軍の怪獣・怪事件の対策チームUGMの隊員でもある矢的 猛がウルトラマン80に変身。人間の憎しみや悲しみといったマイナスエネルギーが生み出す怪獣に立ちむかう。

テストの採点に夢中だった猛は、終電を逃してしまう。しかし、その後ホームに電車が到着。この電車がほんとうの終電だと思った猛は乗り込むが、その電車は見知らぬ街に猛を送り届ける。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

猛が奇妙な電車に乗り込む

1980年4月30日は『ウルトラマン80』第5話「まぼろしの街」が放送された日です。生徒たちのテストの採点に夢中になり、最終電車を逃してしまった猛。宿直室に泊まろうかと考えていると、駅のホームに別の電車が到着した。先ほどの電車が終電というのは自分の勘違いで、これがほんとうの終電だと思った猛。その電車に乗り込む猛だったが、電車は空を飛び、どこかに向かっていく。

やがて、終点に到着したというアナウンスが流れた。猛は降りる駅を乗り過ごしたのかと思い、電車を降りると、そこは見たことがない街だった。タケシはタクシーを拾うが、運転手はタケシの伝えた場所に向かわず、同じ道を往復する。さらに、なぜか腕時計の針が止まっていた。

すると、ふたりの男が現れ、猛を車から連れ出す。男たちの正体は、バム星人だった。猛がウルトラマン80であることを知っていたバム星人は、猛に襲いかかる。
猛を襲撃するバム星人  ©円谷プロ
猛は変身して危機を乗り切ろうと、80への変身アイテムであるブライトスティックを取り出した。しかし、なぜか変身ができない。猛はなんとかバム星人を振り切ると、ここが四次元空間であることに気づいたのだった。そして、ロボット怪獣・メカギラスが基地から出現、暗闇の中に姿を消した。猛はUGMに連絡しようとするが、やはり通信はつながらない。
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