1月23日 アグルが恐竜を滅ぼそうとした絶対生物で人減らし計画!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 1月23日(1999年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「1月23日」(1999年)。
ゲシェンクと戦うウルトラマンガイア  ©円谷プロ PHOTO/講談社​
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“平成ウルトラマンシリーズ”第3作の『ウルトラマンガイア』は、天才的な知能を持った人間たちの科学者ネットワークであるアルケミー・スターズの一員の高山我夢(がむ)が、地球の大地の光を手にしてウルトラマンガイアに変身。海の光を手にした藤宮博也=ウルトラマンアグルとともに地球を破滅に導く根源的破滅招来体と戦う物語だ。

謎の生物に寄生された化石が発掘される。その生物は、かつて恐竜を絶滅させたと推測されるものだった。藤宮はその生命をゲシェンクと名付け、増えすぎた人類を減らそうとする。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

藤宮が寄生生物を奪う

1999年1月23日は『ウルトラマンガイア』第20話「滅亡の化石」が放送された日。福井県で発見された恐竜の卵と思われる化石に、謎の生物が寄生していた。

かつて恐竜を滅ぼしたかもしれないその生物に興味を持った藤宮博也は、化石の研究チームの一員である須貝助教授になりすまし、化石が保管されている大学に侵入。化石に寄生している生物がまだ生きていることを知りDNAのサンプルを持ち出した。

一方、化石が危険な物だということが発覚し、特捜チームXIG(シグ)は研究の中止を要請。我夢は藤宮が化石に接触したのではないかと考え大学に向かった。藤宮のことはわからなかったが、須貝教授から我夢宛の預かり物を三原研究員より手渡される。

それは本物の須貝教授の居場所などが書かれた暗号で、我夢は車のトランクに閉じ込められていた教授を救出した。
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